ASMとVoltexがほぼ同時進行でフロントアンダーパネルを製作しているようですね。

とはいっても経緯は異なり、ASMはタイムアタック用のスペシャル仕様一品物、Voltexはサーキットユーザー層(といっても車検を通れる仕様ではなく、サーキット専用)をターゲットとしてボディーキットとして量産する予定のようです。

用途も異なるので直接の比較はできませんが、それぞれの製品を見てみましょう。

1. ASM

まず、こちらがASMが今年からのタイムアタックへの新たな性能向上アイテムとして投入する予定のアンダーパネルの原型。

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出典:ASM

空力目線ですとリップ先端にRが入っていないのが気になっていましたが(先端で剥離してしまい、床下負圧が落ちる)。。。

剥離原理に関する説明はこちら

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出典:ASM

正規版ではきちんとRがついていました。
タイヤ前の折れ曲がり部で負圧が発生し、非常に効きそうな形状ですね。
折れ曲り部にはフェンスがついており、縦渦が発生し、vortex generatorの役割を果たすため、ブレーキ時の前のめり車高になった時でも剥離に耐えられそうです。


また、エンドプレートもあるようでこちらは負圧シーリングを期待できますね。
エンドプレートもっと下げた方が効きそうですけど流石に車高が限界ですかね笑い泣き


さすが、いつもながらのASM&チャレンジ高品質クオリティー。
タイムアタック号についている姿を早く見てみたいですね。

2. Voltex

次にVoltexが開発中のボディーキット。
Top fuel車両の空力開発経験を活かしたボディーキットで、ターゲットはラジアルタイヤ&300馬力弱としています。
熱、強度対策を行い、周回走行を楽しめるようになっているようです。

*気になる方はこちらをチェック

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出典:Voltex

ASMよりもだいぶ前に張り出しているように見えます。

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出典:voltex

フロントタイヤの後ろ側が日産GTRのGT500車両のような形ですね。
ただ、個人的にはここの部分はGT500車両は前方のカナードとの組み合わせで空力性能を出していると考えていて、風洞試験やCFDを駆使してカナード位置をかなり細かく調整する必要があり、私はここに関してはデザイン性を優先した形状ではないかと考えています。

Voltexのフロントアンダーパネルは横の断面プロファイルがきちんと翼形状になっていて、折れ曲りもASMよりもより前方から始まっているためダウンフォース絶対量はこちらの方が出るかもしれません。

さすがVoltex性でいかにも効きそうな形状なのですが、なんでここだけ?と気になるところはリップとの段差、といっても正圧側なので影響は少ないでしょうね。

こちらは試作完成が近いようで来年のオートサロンでお披露目される予定だそうです。爆  笑