今回はS2000の内装カスタム事例を調べてみました。

車に乗った時に手に触れ、目にする部分ですので私は外装同様、内装は重視しています。外装はノーマル然なのに乗り込むと内装がすごい!なんて車であればより魅力的に感じます。

私の好みはS2000のキャラクターには合いませんがショボーン重厚感のある本革ベースの内装です。
S2000の内装はプラスチック部品が多く使われていて手で触れた時の質感は残念ながら良いとは言えませんね。


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ただ、運転席のコクピット感はとても気に入っています。改造するにしてもこの雰囲気は崩したくないですね。
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出典 FastestLaps.com

1. インテリア改造指針

私が個人的にインテリアの改造に関して気をつける点は下記点になります。

・実用性を維持。
・プラスチック部品をよりハイクオリティー(本革/金属/カーボン)にする。
・統一感を出す。
・両面テープでつける部品は使わない。

なんちゃってというのはあまり好きではなくて、やるなら徹底的にやりたいです。
しかし、実際手をつけるとしたらお金がないのでだいぶ先ですねえーん

ちなみにパガーニウアイラの内装を見た時は度肝を抜かれました。
機械式時計の中にいるような感覚になるのでしょうか、削り出し金属部品やカーボン、本革がふんだんに惜しみなく使われていてとても魅力的ですね。
私の目指すインテリアとは方向性が異なるかもしれませんが、参考にしたいレイアウトです。
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2. インテリア改造例

2.1 海外ユーザーの事例

S2000の内装はどこまで変えることができるのか?非常に興味がありますね。
まずは海外のS2000のインテリア改造事例の紹介から。
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両者ともに、だいぶ手を入れていますね。元のインテリアをある程度活かしつつ、シートやドアパネル内側の皮のパターンをカスタマイズしています。
上側の赤い内装の車はセンターコンソールが原型を留めていないですね。ナビやオーディオ、スイッチ類もうまく配置されていてなかなか完成度が高いです。
ここまでいじれることができればお金をかければウアイラ風に変えることもできそうな気がしてきてしまいますね。

下の白い内装の車はダッシュボードやハンドルまで白に統一されていて、とてもおしゃれですね。

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出典 s2ki.com

ジオーレ風にしている車両もありました。
ジオーレの渋い茶色ベースも良いですが、赤いダイヤモンドパターンもなかなかいけてます。

いずれにしろ費用はかなりかかっていそうですねチーン

2.2 レース専用車事例

次にレース専用車の事例を紹介します。
レース専用車の実用性を切り詰めたレイアウトはどのようになっているのでしょうか?快適性はなくなると思われますがこちらも気になりますね。

まずはEvasive motorsportsのS2000から。
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やはり、こうなりますね。。。
内装の不要物は取り外され、ロールケージむき出しの無骨な車内になります。
しかし、これはこれでかっこいいですねてへぺろ

個人的に気になるのはメーターですね。フェラーリのメーターみたいでカッコイイです。

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次にTop fuel s2000 。
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ペダルとアルミ製の底板がメカメカしくて良いですね。
センターコンソールは真っ平らでダッシュボードも不要なスイッチ類のないカーボン製のものに置き換えられています。

そしてC-westのS2000。
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出典 s2ki.com

ドライバー側に向いたスイッチ類のカーボンBOXがレースカー然としていてカッコイイですね。カーボンが綾織というのがまたレーシーです。

最後にASMのS2000。

無骨ながらも綺麗にまとまっているというかレースカー然としています。
あたかも”レースカー純正”といった感じですね。

2.3 国内ユーザー例

現在は製品としては出ていませんが、かつてASMでシートに合わせた内装のコーディネーションがありましたね。

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完成度が高かっただけに販売中止になってしまったのが残念です。

RIPでもアルカンターラへの張り替え例がありました。
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私はS2000の例は見たことがありませんがロブソンレザーでもカスタムできそうですね。

国内では表皮張り替え例やカーボン/プラスチックカバー取り付け例はありますが、海外ユーザーのような大胆な変更はロードカーではなかなかなさそうですね。

3Dプリンターが手軽に使えるようになったら、内装も変更できる自由度がもっと広がるかもしれませんね。