気軽に楽しめるハイキングやトレッキングで気分転換を!
たまには野外に出て、気分転換をしませんか?
その時に参考になる野外行進の要領を「自衛隊の隊内生活体験のしおり」より紹介します。
青空の下、あるいは満天の星を仰ぎながら長距離の徒歩行進する場合のコツを伝授しましょう。あなたがハイキングなどに出掛けたときに役に立ちますよ。最近は、とかく車などを利用して歩く機会が少ないので、徒歩行進はきついかもしれませんが、ゴールめざして頑張りましょう。
自衛隊の行進は、武器をはじめ重い荷物を手に・背にしての行進(しかも30kmを夜間に寝ないで歩くことも)ですが、あなたたちは水筒程度の携行ですから・・・・・ハイキング又はウォーキングのようなつもりでアウトドアを楽しんでみましょう。
歩き方は、「基本動作」で覚えた“行進”の要領が基準になります。つまり1分間に105~120歩、毎時4kmというものです(ただし、夜間は約3.3km/h、また道路でないところは昼間2.4km、夜間1.6km)。
行進隊形は1列ないし数列とします。各人の前後の距離は1mとします。もっとも長距離行進では2~5mほど離れたほうが良いこともあります。
長距離行進をする場合、1日、おおむね8時間以内が適当です。ですから工程は24~32km程度となります。そして50分歩いて10分の休憩、食事などの大休止は50分~1時間とります(行進開始から最初の休憩までは45分行進した後15分休止とします。この15分の休憩時間においては体のコンディション、特に靴ズレの兆候を発見し、靴ズレが悪化しないよう事前に処置することが後の行進に極めて重要です)。
グループで歩くときは、トップの位置にサブ・リーダーが立って、後の人の状況を見ながらペースメーカー役で先導して、最後部にはもう一人のサブ・リーダーを配置。チーム・リーダーはほぼグループの中間に位置して全体を見渡して状況を把握するようにします。
行進する場所は、道路ばかりとは限りません。ときには林やヤブの中・山の尾根・ガレ場・岩場、あるいは丸木橋とか沢を徒歩することもあるかもしれませんが、それぞれの地形や状況に応じて歩き方を変える必要があります。
【行進の準備】
◆靴下 新品よりも洗濯した中古品のほうがよく、また不潔なもの、破れたもの、修理したものは履かないようにします。どうしても新品を使うときは手もみ洗いをしておくと良いです。もちろん自分の足に合ったものを履くのは当然です(大きすぎるとシワが寄り、マメ、靴ズレの原因となり、小さすぎると血行を悪くします)。
◆靴 履きなれた、しかも大きさが適合したものを履きます。新品は靴下同様不適合です。
◆体調調整 手足の爪などは切っておきます。飲食に注意し、十分な睡眠をとって体調を整えておきます。出発直前の食事は食欲が無くても、つとめて適量を食べておくようにします(食欲が進まず、あるいは食事の暇がないときは携行して、途中時機をみて食べるようにし、行進中の“空腹”と“渇き”を予防します)。空腹と睡眠不足は、熱射病にかかりやすくなります。
【行進中に心掛けること】
◆危険な場所での休憩は避ける(岩の陰、坂道など)。
◆水の飲みすぎはしない(出発前に湯茶か水を水筒に満杯にしておく。行進中はガブ飲みしないでノドの乾きをいやす程度に、少量ずつ飲む)。飲みすぎは疲労を早める原因になります。
◆休止後の出発時に忘れ物がないか点検し、汚したものを片付ける。
◆行進再開の1分前には出発の合図(予令)で知らせる。
◆集合時間に遅れないようにする(出発、小休止でも)。
◆炎暑時の休止中は、風通しのよい日陰で休息するように心掛け、シャツのボタンを外すなどして体内に風を入れる。
◆頭の後頭部を日に当てているとバテやすい(炎暑時)ので、帽子の後ろにハンカチなどをはさむと涼しさが増す。また帽子の中に青葉や冷布を入れ頭部を冷やすことも良い。
◆行進中に大声で無駄口をきき、冗談を続けながら歩くと疲労を早める。ただし、全般的に疲労が現れるころのユーモアを含んだ会話は気分一新して疲労を忘れさせることもある。
◆汗ばんだ下着、靴下類は体温を奪い、風邪をひく原因になるので、できる限り乾燥した下着と交換する。
【目的地に到着後】
◆目的地に到着したら、よく足を洗い、皮膚の発赤している部分は水で冷やし、靴ズレのあるときは治療する。(後出参照)
【その他、行進での参考事項】
◆予測できない突発事故が不意に起きたときは、あわてることなく対処する(リーダーは自信を持って判断を下し、不安や興奮を静め、パニック防止に務める)。
◆グループに女性が混じっているときは、女性のテンポに合わせるように配慮する。
◆雨天の場合は雨衣なり傘が必要だが、日程に余裕があるなら天気予報によっては出発を延期する。傘をさすのは無風状態では適しているが、高所では突風に注意する。
◆霧の中を歩くときは、周囲の景色が判らず、方向を見失いがちになるので、慎重に行動する。時には霧の晴れるまで休止することも考える(霧に囲まれて、同じ所をグルグルする“リングワンダリング”で体力を消耗して、遭難することもある)。
◆コースについては事前に、よく全員に説明しておく。
◆グループの行進順序は足の弱い人を前にし、衛生係(救急品携行)は後尾に配置する。
【足マメ治療法】
足に合わない靴や靴下、穴があいたりシワの寄った靴下を履いていると、摩擦によってマメができたり靴ズレができます。
簡易なマメの治療処置法は次の図のようにすれば、治りが早くなります。
この処置で注意することは、マメをつぶした後の水泡の皮はとらないことです。
これを参考にして、楽しい野外活動(アウトドア)にして下さい。
緊急事態が発生した時の為に、連絡手段は必ず確保しておいて下さい。
命を守る事が第一ですから。
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登山・キャンプなどのアウトドアにも使えます。
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