👇ヒノキ科の宇宙猫の珍しい果物図鑑ニャ🍓🍈🍇
👇ヒノキ科(Juniperus)の宇宙猫の珍しい果物図鑑ニャ🍓🍈🍇
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ジュニパーベリー(juniper berry)(学名Juniperus communis)は
ヒノキ科で、北半球の冷温帯地域原産で、樹高は10～16ｍで、雌雄異株で、
別名は『セイヨウネズ(西洋杜松)』や『杜松子』や『杜松実』で、
果実は４～１２ｍｍの大きさでベリー様の外観で最初は緑色で１８か月で熟すると
紫色から黒色で青い蝋がかかるが、通常３個の殻をもち各殻には１個の種子がある。
この果実は西洋料理で香辛料とかで成熟した濃い色の球果が大抵料理に使われるが、
このジュニパーベリーという果実は新鮮なのは小型のブルーベリーにみえるが、
ジンの香り付けには十分に生長した未熟な球果が使われる果実で、
ウッディーで松ヤニのような香りで、食用種とされてるが、
味は皮にはほのかな甘みがあり噛むと中から苦みが出てきて
最終的に胡椒のようなスパイシーさが感じられるが甘酸っぱさはほぼ無く
味のクセが強いのでそれ自体で食べるということは殆ど無く食材の風味付けとして使用。
(🐔)ジュニパーベリー(juniper berry)の薬効については古くから知られており、
中世のペスト大流行ではペストの治療にあたった修道士が嘴型のマスクにジュニパーベリーを
詰めていたが、ゲームのオクトパストラベラーⅡのトルーソーもつけてたマスクだね🎮。
(🥃)食用でドライジンの酒の香りづけに使用で他の同属の仲間も似たように使用できるが
このジンという酒は17世紀のオランダ発祥の蒸留酒だそうだ。
(🍺)フィンランドのサハティと呼ばれるライムギビールの風味付けに
ジュニパーベリー(juniper berry)の球果と枝が使われるそうだ。
(🍾)スウェーデンで主にクリスマスに売られるユールムストという飲料にも
ジュニパーベリー(juniper berry)の球果が使われるそうだ。
(🌲)Juniperus属は針葉樹だが数枚の果鱗(cone scale)が融合して漿果状果実を形成する。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡サビナ(学名Juniperus sabina)は
ヒノキ科で、中央・南部ヨーロッパと西部・中央アジアの高山地帯原産で、
樹高は1～4ｍで、通常は雌雄異株で、１８か月で実は熟するが、
果実は5～9ｍｍの漿果状果実で青色から黒色の果皮に白い蝋状の粉を持つ。
(☠)全ての植物部分に毒性が有り伝統医学では葉は中絶薬として使用で
この為にフランスではこの種の栽培は禁止にされてたそうだ。
(❓❓)このジュニパー種は食用になるかは不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ケードネズ(ケード杜松)(学名Juniperus oxycedrus)は
ヒノキ科で、地中海沿岸地帯とイラン原産で、
樹高は10～15ｍで、通常は雌雄異株で、実は１８か月で熟して、
葉は2.5cm前後で三輪生で枝に開いて付き針型で細く鋭く尖っている。
樹皮は紫がかった褐色で縦長の細い欠片となって剥がれるそうだ。
3か6個の癒着した殻を持ち3殻に各一個の種子があり、
果実は7～12ｍｍの漿果状果実でオレンジ色からピンク色の果皮に白い蝋状の粉を持つ。
(🛢)ケード油(㊟杜松油)はケードネズの材を蒸留して採れる精油で、
古来より皮膚病の治療薬や化粧品の原料や香料として利用されてきた。
(🥃)地中海南西部のバレアレス諸島ではセイヨウネズが自生していない為に、
この種の球果をジンの香り付けの代用品として利用してきた。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡シリアンジュニパー(Syrian juniper)(学名Juniperus drupacea)は
ヒノキ科で、東部地中海沿岸(カナリア諸島らしい？)に分布で、樹高は10～25ｍで、
通常は雌雄異株で、3か9個の癒着したからを持ち3殻に各一個の種子があり、
果実は20～27ｍｍの漿果状果実で最初は緑色だが、この果実は、
食用種とされてるが、25か月で熟して暗紫色か褐色になり淡青色の蝋状の粉を持つ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ジュニパース・フェニセア(学名Juniperus phoenicea)は
ヒノキ科で、東はモロッコとポルトガルからクロアチア、イタリア、トルコ、エジプト、
南はレバノンの山々、パレスチナ地域、紅海に近いサウジアラビア西部、
そしてマデイラ島とカナリア諸島にも分布で、エル・イエロ島の象徴的な植物で、
別名は『フェニセアン・ジュニパー(Phoenicean juniper)』で、
高さ5～8ｍ程の低木で、2つの品種があり一部の著者によっては亜種として扱われ
他の著者によっては別の種として扱われるが、Juniperus phoenicea var.
Juniperus phoenicea var. turbinata (シノミムJuniperus turbinata )の事で、
果実は雌の球果はベリー状で直径6〜14 mmのオレンジがかった茶色の球体だが
約18か月で成熟し主に鳥によって散布されるが
雄の球果は長さ2～4mmで春先に花粉を飛ばすそうだ。
(🥃)食用事情だがジュニパース・フェニセア(学名Juniperus phoenicea)は
料理の調味料やアルコール飲料として特にジンの風味付けに使用される。
(💊)ジュニパース・フェニセア(学名Juniperus phoenicea)の木の
エッセンシャルオイルには三環系セスキテルペン ツヨプセンが特に豊富に含まれてる。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡アリゲーター・ジュニパー(学名Juniperus deppeana)は
ヒノキ科で、メキシコ中部および北部(オアハカ以北)と
米国南西部(アリゾナ、ニューメキシコ、テキサス西部)が原産で
この木の高さは10〜15メートルかまれに25メートルで
別名は『チェッカーバーク・ジュニパー』で、
名称の由来の樹皮は他のジュニパーとは異なり非常に特徴的で硬く濃い灰褐色で
表面的にワニの皮に似た小さな正方形の板に割れてるが
他のジュニパーと同様に糸状の垂直の亀裂が生じる事がある。これの果実は食用種とされ、
果実は約18ヶ月で熟するが真っ白で粉が吹いたような球体のパチンコ玉大の大きさ。
(🥃)食用事情だが西テキサス州のデイビス山脈で育つアリゲーター・ジュニパーの果実は
テキサス州オースティンのWildGins社が製造するモノも含めジンの風味付けに使用される。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡カルフォルニア・ジュニパー(学名Juniperus californica)は
ヒノキ科で、米国南西部に分布で、観賞用植物として最近は使用も有るが、
高さ3～8ｍに達する低木または小木で高さが10ｍに達する事は殆どないそうで、
樹皮は灰色で通常は薄く細断されているように見え
葉は青みがかった灰色で鱗状だが若葉は針状で長さ5ｍｍで
成葉は対向の十二葉対または3枚の輪生で配置され鱗状で
花は青褐色で白っぽいワックス状の花が咲き、これの果実は食用種とされ、
果実は球果でベリー状で直径7～13mmで小型の球体で未熟だと部分的に緑色だが
熟すると完全に真っ白になる。あと雄の球果は長さ2～4 mmで早春に花粉を落とす。
味は果肉は乾いて粉末状で繊維質だが甘く樹脂細胞はないと図鑑にあるそうだが
一部のインディアンは食用にしてたそうだ。
(📚)このカルフォルニア・ジュニパー(学名J. californica)は
さらに東に分布のユタ・ジュニパー(J.osteosperma)と似てるそうで
新芽と球果が似てるそうだがユタ・ジュニパーはほぼ雌雄同株であるという点で異なる。
(🍳)このカルフォルニア・ジュニパー(学名J.californica)は
カウイラ人やクメヤアイ人(ディゲノ)やセラーノやオーロネ人等のカリフォルニア先住民族に
よって、伝統的なアメリカ先住民の薬用植物として、また食料源として使用で
インディアンは果実を集めて新鮮な状態で食べたり粉にして焼いて食事にしてたそうだ。
(🏹)カルフォルニア・ジュニパー(学名J.californica)の木材はシニューバックの弓にも使用！
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ラージ・フルーテッド・ジュニパー(学名Juniperus macrocarpa)は
ヒノキ科で、北部地中海沿岸地域(スペインからトルコとキプロス)に分布で、
海岸の砂丘に生育で、スペルはlarge-fruited juniperで、雌雄異株で、
大きな円錐形と広葉を持つ独特の形態はJuniperus drupaceaに似ているそうで、
葉は幅広の槍状で12～22㎜で幅2～3㎜の三つの輪生で
内側には緑色の中肋で分かれた二重の白い気孔帯がある。
果実は12～18ｍｍの球果でベリーのような形をしていて18ヶ月で
緑色から熟してピンク色にワックス状のコーティングが変化でオレンジ色になるが
(🐦)この球果は鳥が食べるそうだパタパタ。
(❓❓)このジュニパー種は食用になるかは不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ニイタカビャクシン(新高柏槙)(学名Juniperus squamata)は
ヒノキ科で、アフガニスタンの北東部～中国南西部の雲南西部にかけて原産で、
甘粛省や福建省や台湾に個体群が分かれてるが、
針葉樹低木の一種で鑑賞用植物として非常に高く評価されている高木で
カイバル・パクトゥンクワ州の木だそうで
1964年にオランダから輸出され最近は米国にも移植されたが
ヨーロッパと北アメリカで観賞植物として広く栽培されてもいるそうだ。
別名は『ヒマラヤ・ジュニパー』で、殆ど雌雄異株だが雌雄同株もあるそうで、
高さ6ｍ程に達する常緑低木で、薄片状の茶色の樹皮で、
葉は幅広の針状で3～9ｍｍで3つの輪生が交互に6列に配置で多くの場合で濃い青緑色で
果実は球果でベリー状で球形から卵形の長さ4～9mmの直径4～6ｍｍで
光沢のある黒色で種子が1つ含まれ約18か月で成熟する
あと雄の球果は長さ3～4mmで春先に花粉を飛ばす。
(❓❓)このジュニパー種は食用になるかは不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡エンピツビャクシン(鉛筆柏槙)(学名Juniperus virginiana)は
ヒノキ科で、カナダのオンタリオ州とケベック州が原産で、
別名は『イースタンジュニパー』や『シリシコーラ』や『サビナ・シリシコーラ』や
『ジュニペルス・シリシコーラ』や『サザンジュニパー』や『サンドジュニパー』や
『シダー』や『レッドシダー』や『ペンシル杉』で、
心材の最良の部分は鉛筆の製造に適した数少ない木材の1つで、
樹皮は赤褐色で繊維質で細い帯状に剥がれるそうだが、受粉後6～8か月で熟すが
果実は球果で長さ0.12～0.28インチ(3～7mm)でベリーのような濃い紫青色で
白いワックス状のカバーがあり全体的にスカイブルーの色をしてる。
(🐦)この果実は多くの鳥にとって冬の重要な食物源だそうだパタパタ。
(❓❓)このジュニパー種は食用になるかは不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡コロラドビャクシン(学名Juniperus scopulorum)は
ヒノキ科で、北アメリカ西部に分布で、アメリカでは盆栽用の収集木としても人気で、
標高500〜2,700メートルの乾燥した土壌で、
他のジュニパー種と一緒に生育する事がよくある植物。
ユタ州のジャーディン・ジュニパーという個体は樹齢1500年以上と考えられており
ニューメキシコ州で見つかった枯れた幹には1,888個の年輪がある事が判明。
別名は『ロッキーマウンテンジュニパー(Rocky Mountain juniper)』で、
高さ1.5～4.5m(まれに6m)に達し、
幹の直径が最大300mm(まれに600mm)になる小さな木で、
葉は対向する十葉状のペアで配置され場合によっては 3 枚の輪生で配置され
成葉は鱗片状で長さ1～2mmだそうだ。約18か月で熟するが、
果実は鮮やかな青色のパチンコ玉大(直径6～9mm)の少し歪んだ球体で、
この果実はウィキにｈ熟したら少量であれば非常食として、
また肉料理にセージのような風味をつける用途にして食べることもできるとある。
(💊)コロラドビャクシン(学名Juniperus scopulorum)の葉と内部の樹皮から煎じて
煮出して、高原のインディアンの一部の部族は咳や発熱を治療する為に使用したそうだ。
(🍵)この植物の果実を煮て飲み物にして下剤や風邪の治療に使われる事もあったそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ハイネズ(這杜松)(学名Juniperus conferta)は
ヒノキ科で、日本の北海道や本州や九州(種子島まで)とサハリンに分布で、
匍匐性の灌木で海岸砂地に生えて幹は地を這い斜上するそうで、
果実は毬果で完熟すると黒色になる。毬果はネズより大きく径8～12ｍｍ。
(🍶)食用事情はリキュールがよく、4～6倍のホワイトリカーに毬果をつけて3～5ヶ月で
毬果を引き上げると淡いオレンジ・イエロー色からレッド・ブラウン色になり、
未熟果をつけると橙黄色になるが、すべてドライ・ジン風味の辛口酒に仕上がるが
これはネズ、ハイネズ、オキナワハイネズでそうなると、
柏書房の「📚;食べられる野生植物大辞典(作者：橋本郁三)」の本にのってた。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ネズ(杜松)(学名Juniperus rigida)は
ヒノキ科で、日本の本州(岩手県以南)や四国や九州や朝鮮～中国に分布で、
別名は『杜松(㊟漢名)』や『ネズミサシ』や
『ムロ(㊟漢字では榁でネズ(杜松)の古名だそうだ』で、常緑の大灌木で、
花は4～5月だが果実は一年以上かかり翌年の秋に熟するそうで、
果実は毬果の球形で6～9ｍｍで熟したら灰緑色から紫黒色に変わる。
(🍶)食用事情はジュニパーベリーの毬果でドライジンの香りつけをしてるように
ネズの毬果でホワイトリカーでドライジン風味のリキュールを作れると橋本郁三が書いてた。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡オキナワハイネズ(沖縄這杜松)(学名Juniperus lutchuensis)は
ヒノキ科で、日本の吐噶喇列島や奄美大島以南の琉球や
房総半島～伊豆七島～伊豆半島～東海地方の海岸に分布で、
シマムロ(J.taxifolia)の変種とされたモノで、
シノニムは(学名Juniperus taxifolia var. lutchuensis)で、
幹が匍匐して砂浜を這って群落をつくる。果実は毬果で完熟すると黒色になる。
本州方面のモノをハマハイネズやオオシマハイネズとして区別する事がある。
(🍶)食用事情はリキュールがよいと橋本郁三が書いてた。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡シマムロ(島榁/島牟呂)(学名Juniperus taxifolia)は
ヒノキ科で、日本の小笠原諸島の固有種とあるが、個体数は少なく、常緑低木で、
別の資料では本州の太平洋側の房総半島から紀伊半島それに南西諸島に分布とある植物で
別名は『ヒデ(火出)』や『ヒデノキ(火出の木)』や『Bonin islands juniper(英名)』で、
変種に匍匐性のオキナワハイネズ(沖縄這杜松)がある。
ヒデノキ(火出の木)とは焚きつけに使われた事が由来で、高さは0.2～3mで、
葉は針形で３輪生し裏面には２条の白い気孔帯があるそうで、
果実は丸い球果で果径1cmで翌年の秋に紫褐色に熟する。
(❓❓)このジュニパー種は食用になるかは不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡イブキ(伊吹)(学名Juniperus chinensis)は
ヒノキ科で、日本の本州(岩手県以南)や四国や九州や朝鮮～中国に分布で、
別名は『ビャクシン(柏槙)』や『イブキビャクシン(伊吹柏槙)』で、
常緑の大型低木で、太平洋側の海岸途方にところどころに生えてるが
果実は毬果の球形で6～8ｍｍで熟したら紫褐色に変わるが白い粉をふいてるそうだ。
果実は写真を見たら粉をふいてるのは全部だが緑色と少しだが紫色の実が混在していてる。
(❓❓)このジュニパー種は食用になるかは不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ソナレ(磯馴)(学名Juniperus procumbens)は
ヒノキ科で、日本の長崎県(津島、壱岐)や福岡県(沖島)の海岸に分布で、
別名は『ハイビャクシン(這柏槙)』や『イワダレネズ(岩垂杜松)』や
『dwarf Japanese garden juniper』で、
シノニムは(学名Juniperus chinensis var. procumbens)で
分布期は狭いが個体数はやや多く、常緑の大型低木か高木で、
幹や枝が低く地を這い、時に崖から垂れ下がるそうだ。
(🏹)ソナレ(学名Juniperus procumbens)はインディアンの弓の原料にされたと
ネットにあるが本当かね。
(❓❓)このジュニパー種は食用になるかは不明❓
🍎宇宙猫の果物図鑑➡クリーピングジュニパー(学名Juniperus horizonalis)は
ヒノキ科で、北アメリカ北部でカナダの殆どの地域に分布で、園芸に使用だが、
高さ0.1～0.3ｍ程の完全に匍匐性の種で、葉身は鱗片状で、
果実は0.5㎝程の青い球体で料理用果実になるとウィキにはある。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ユタジュニパー(学名Juniperus osteosperma(J. utahensis))は
ヒノキ科で、アメリカ合衆国南西部原産で、木が枯れても最低二十年は精油が残るそうで、
しばしばだがピニオン(piñon)(学名Pinus monophylla)と一緒に生育で、
この種は昆虫(学名Oligotrophus betheli)によって生じた多数の虫こぶが頻繁に生じ、
これらは直径1～2㎝程で淡いスミレ色で目立ち5～20個が集まって形成されるそうで、
殆どが雌雄同株で同株に雌雄があるが約10%の植物は雌雄異株で片方の性別の球果しかなく
高さ3～6ｍ程の低木で稀に9ｍだが、成葉は鱗状で長さ1～2㎜で、
果実は0.8～1.3㎝程の青い球体で料理用果実になるとウィキにはあり、
ハバスパイ族などのアメリカ先住民は樹皮をベッドなど様々な用途に使用し、
球果は生のまままたはケーキにして食べたそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ジュニペルス・エクセルサ(学名Juniperus excelsa)は
ヒノキ科で、東地中海全域(ギリシャ北東部、ブルガリア南部からトルコを越えてシリア、
レバノン、ヨルダン、コーカサス山脈、クリミア半島南岸)に生息で、
別名は標準和名は『ギリシャビャクシン』で、
トルコ語では『ボイノ・アイデチ(Boylu ardıç)』で、
高さ6～20ｍの木で、葉は若いと針状だがうろこ状になるそうで、
球果はベリー状で直径6～11mmの青黒色で白っぽいワックス状の花を咲かせ、
3～6個の種子を含み約18か月で成熟しますが、雄球果は長さ3～4mmで早春に花粉を散布で、
果実は0.6～1.1㎝程の青い球体で料理用果実になるとウィキにはある。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ヒマラヤジュニパー(学名Juniperus recurva)は
ヒノキ科で、ヒマラヤ原産で、標高3,000～4,000ｍの高地に生育で、
西ヨーロッパで観賞用の木として植えられ垂れ下がった葉が評価されていますが、
別名は『ドローピング・ジュニパー(drooping juniper)』で、
高さ6～20ｍに達する樹木で、幹は最大2ｍほどで、樹皮は茶色でささくれ立ってるが、
葉は針状で5～10㎜で3枚ずつ交互に輪生し6列に並んでるそうで、
果実は写真だと暗緑色か青黒色の球体(0.4～0.7㎝)で料理用果実になるとウィキにはある。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡マウンテンジュニパー(学名Juniperus monticola)は
ヒノキ科で、メキシコにのみ生息で、果実は青い球体で料理用果実になるとウィキにはある。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ジュニペルス・モノスペルマ(学名Juniperus monosperma)は
ヒノキ科で、北アメリカ西部原産で、標高970～2300ｍの高地に生育で、
別名は俗称だが『シングルシードジュニパー(single-seed juniper)』や
『チェリーストーンジュニパー(cherrystone juniper)』で、
この種は根は地表から61 mまで伸びていることがわかっておりボスシア・アルビトランカ
(学名Boscia albitrunca)に次いで2番目に深い根を持つ植物となっているそうで、
高さ2～7ｍほどで稀に12ｍの常緑針葉樹で、通常は複数の幹があり密で丸い樹冠を持つが、
葉は鱗状で、樹皮は灰褐色で薄い縦縞状に剥がれ下側の明るい橙褐色が露出で、
果実は球果で液果に似ており柔らかい樹脂質の肉質で亜球形で長さ5～7㎜で濃青色で、
この果実は料理用果実になるとウィキにはあるが、
あと歴史的にアメリカ先住民のナバホ族は秋や冬に熟した球果を食べたそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ジュニペルス・セラフシャニカ(学名Juniperus seravschanica)は
ヒノキ科で、中央アジア(カザフスタン最南端からキルギスタン、タジキスタン、
ウズベキスタン東部、トルクメニスタンを経て、アフガニスタン北部と東部、
パキスタン北部、カシミール)に分布で、
この種はJ. polycarposまたはJ. excelsaの亜種として分類もあるそうだが、
この木から得られる油は幼虫駆除作用と殺卵作用があるそうで、
別名は『パシュトゥーンジュニパー(Pashtun juniper)』で、
パシュトー語(Pashto)では『اوبښته (ōbəx̌ta)』や『 پښتني صنوبر 』で、
マラヤーラム語では『ഒബേഷ്ത (obeshha)』や『ഒബെക്ത (obektha)』や
『പഷ്തൂൺ ജുനൈപ്പർ (pashhoon junyper)㊟Pashtun juniperの意味』で、
高さは20～40ｍに成長もするそうだが、推定で樹齢2000～2500年の木もあるそうで、
果実は料理用果実になるとウィキにはある。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ペルシャジュニパー(学名Juniperus polycarpos)は
ヒノキ科で、西アジア(レバノン、トルコ北東部、コーカサス、トルクメニスタン南部、
イラン)原産で、一部の専門家はこれをJuniperus excelsaの亜種か変種と分類で、
高さ6～7ｍが普通だが時には20～25ｍにもなる常緑樹で、
果実は白っぽい青色のいびつな球体で料理用果実になるとウィキにはあるが、
現地の人は米と一緒に食べるそうだ。
🍎宇宙猫の果物図鑑➡ウェスタンジュニパー(学名Juniperus occidentalis)は
ヒノキ科で、アメリカ西部原産で、この植物はおよそ半分が雌雄同株で半分が雌雄異株で、
別名だが『シエラジュニパー』や『ウエスタンレッドシダー』や『イエローシダー』や
『ペンシルウッド』で、クラマス語(Klamath)ではこの木は『kä'lo』と呼ばれ、
高さ4～15ｍの木だが、オレゴン州のジョンデイ地域では高さ26～28ｍもあり、
果実は少しだけ青みがかった白い歪な球体だが料理用果実になるとウィキにはある。
(🥃)特にオレゴン州ベンドの蒸留所は地元のこの果実だがウェスタンジュニパーを
アルコール飲料のジンの風味付けに使用しています。