今日は、研修期間も終わり、
新入社員さんたちの配属辞令。
みんな、所属部署に、意気揚々と、旅立っていき。
この時期だからか、思い出す、私の人生最初の上司、ましたさん。
ましたさんは、からだがとってもおっきくて、
第一印象はちょっぴり怖かったけど、心は少女みたいな人。
ヴィジュアル系とジャニーズが、大好き。
キティちゃんとか、可愛いキャラものも、大好き。
お家に、遊びに行かせてもらったとき
とてもお母さんが綺麗な人だったな。
お家は、少し複雑だったのかもしれない。
あのとき。
ましたさんにもほかのみんなにも、とっても良くしてもらっていたのに
転勤を希望して
異動先はそこより通勤が遠かったから
早起きの苦手な私に
みんなして目覚まし時計を一個ずつくれて
ましたさんからは、プーさんの目覚まし時計で
書いてくれた手紙には
とってもとっても良いことが、確か書いてあったのに
そのときはとても感動してたのに
引っ越しで処分してしまったみたい
中身も全く、思い出せない
異動先の上司とは、あまり折が合わなくて
ましたさんのところにいたときより
ずっとずっと、大変だった。
ましたさんは、私がたった、3年で仕事を辞めてしまってからも
数年前に亡くなるまでずっと、年賀状をくれていた。
最後の年賀状には
「今年は婚活しようと思う」って書いてあった。
ましたさんにも、他のあのときの職場のみんなにも
多くはもう
連絡先もわからない
そもそもそのときいた、会社はもう、どこにも存在しない
まっさらな学生が新卒で社会人になる
そのときの経験で
「これが社会だ」
って価値観みたいなものが強烈に描かれ、
かなりあとあとまで、
そのとき描いたものって
その人の職業観・人生観に影響を与える気がする
私の最初の上司も会社も
プツリと切れてしまっているからなのか
私にはどこか
「ずっと存在する」ってことが、あまり信じられない
組織にエンゲージするために必要不可欠な、
ある意味共同幻想みたいなのを、あまり見られない
いやむしろ、
正常なのかもしれない
大企業だって潰れる時代なんだから
転職だって、今や当たり前になりつつある
それでも
「定年まで、務め上げよう」
みたいな古き良き夢を
一緒に見ている人たちって
やっぱり少し、羨ましくもある
なんかある種の
喪失感みたいなものを
感じている
