1月26日
11:40大貝戸登山口-13:10八合目-14:20藤原山荘-15:10藤原岳-16:00藤原山荘南方(野宿)
1月27日
5:00行動開始-6:30藤原山荘-7:20八合目-8:30大貝戸登山口
青森の自衛隊の方々が,雪上訓練をやったという話を聞き,自分も行ってみたくなった.
(気象庁HPより)
当日は典型的な冬型の気圧配置であった.
西藤原駅では軽く舞う程度,七合目付近から積雪が見られた.
八合目にてスノーシューを着ける.
2014年に購入したものだが,研究活動に勤しんでいたため殆ど使っていなかった.
ヒップソリを使っている方とよくすれ違った.
藤原山荘に着いたが誰も居なかった,登るときに何人か追い越したので後で来るのだろう.
藤原山荘から藤原岳山頂までの経路は,積雪と吹雪による視界の悪さで非常に迷いやすいコンディションだった.
本日の野営地を物色しながら山頂へ向かった.
山頂付近は吹雪で目が開けられないほどであった.
途中でゴーグルを凍らせてしまったのは愚行だった.
不用意に着け外しを繰り返すとレンズに水分がつ着やすくなるので以後気をつけたい.
まばたきをするとまつ毛か凍りついている感じがした.
藤原山荘の南側の鞍部をキャンプ地とした.
ちょっと前に購入したタープを試してみた.
こんなの.
粉雪が巻き込んでくるのを完全に防ぐことはできないが,わずかでも風よけができると安心感がある.
積雪は50 cm程度で雪洞を作るには十分でなかった.
今日は若戎の義左衛門で晩酌した.
寒くなってきたので19時位には寝袋に潜り込みラジオを聞きながら過ごして,22時頃に就寝.
熟睡などできる状況ではないが,しばらくウトウトしながら,翌朝4時にはおよそ目が覚めてしまった.
前夜に引き続き吹雪いており暗い中だと撤収作業もできないので,寝袋内で5時まで待って行動開始した.
身動きができないのは,体が雪に埋もれているからだった.
外に放置した道具類も雪の中から掘り出す必要があり,ストック類を探すのに少し苦労した.
タープの張り綱も凍っておりナイフで切ったので切れ端の回収は春以降で.
キャンプの撤収と身支度を終え,藤原山荘まで移動ししばらく休憩した.
テントが数張りと小屋の中に数人いるようだった.
九合目の手前でようやく太陽が見えてきた.
今日は天気良くなりそうでした.
課題
・ゴーグルの正しい運用方法の確認
・寝る前に道具はカバーしてひとまとめに,雪の中からでも見つけやすくする.
・やはり冬山で日本酒は微妙.焼酎とか暖まりそうなものが良いか.






