コースタイム(休憩等含む)
7/18 晴れ,深夜から雨
13:10天川川合バス停-13:30登山口-15:00林道出合-16:20栃尾辻-17:40横手出合-18:00狼平-19:00弥山-19:30八経ヶ岳山頂「野宿」

7/19 雨
5:50八経ヶ岳山頂-7:30横手出合-8:20栃尾辻-10:10登山口-10:30天川川合バス停

近畿最高峰の八経ヶ岳を目標に登ってきた.4月に大阪に来て,初めての山域である.

「7月の連休はどこへ行こうか?」
北アルプスは混みそうだ,鈴鹿山脈縦走も魅力的だがヒルが出る山はNG,そして地図を眺めていて手頃そうな大峰山脈を発見した,仏教臭あふれる山の名前も気に入った.
近畿最高峰の八経ヶ岳を目標に行けそうだったら釈迦ヶ岳も含めて計画を建てた.

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7月18日.寝坊してしまった.起きたら9時だった.慌てて行動開始したが前日の台風の影響で電車も多少遅れたりしていた.
北千里-天王寺,阿倍野橋から近鉄吉野行きに乗り下市口駅にて下車,そこから路線バスで天川村まで移動した.
天川川合には13時頃に到着した.バス停近くの観光センターに手洗いと水道があるので水の補給ができた.


登山道は前日の台風の影響なのか道が川になっていたり,木が倒れている箇所が多かった.
晴れていて蒸し暑かった.

狼平を過ぎたあたりで日没が近づいてきてしまった.ルート的に道迷い要素がないので行けるとこまで行く.

弥山小屋につく頃には薄暗くなってきたいた,八経ヶ岳山頂が見えたのでもうちょい進む.

八経ヶ岳山頂につくと昼が夜に替わる瞬間だった.きれいな夕焼けが見えた.

八経ヶ岳山頂で野宿をする,近畿最高峰の寝床だ.ポンチョを屋根にしただけの一般的なスタイル.

屋根作りの前に水を入れておいた玄米を火にかけ炊飯,しながら酒を飲んで待つ.
特におかずはないので塩ご飯でいただく.

すでに完全に日が暮れていたが,街の灯が微妙に届くのでそれなりに明るかった.
徐々に風が強くなってきて,体の表面に水滴がつき始めていた.
22時くらいに寝袋に入った.寝心地は良かった.

風で屋根がバタバタいうので時々起きたが良く休めた.途中目が覚めて天を見上げると満天の星空が広がっていた.一瞬の雲の切れ間だったようだ,その後雨も降り始めた.

7月19日.4時に起床,ちゃんと雨が降っている.
景色が悪い時に歩いても旨味がないので釈迦ヶ岳までの縦走は止めて下山した.
野営道具が少ないので幕営より撤収が簡単だった.風が強くて落ち着かないので,朝食ももうちょい下ってから食べることにして山頂に別れを告げた.

雨の中の下山はカエルとかキノコにたくさん出会うことができた.

登山口まで戻って来たあと,疲れを癒やすために天の川温泉に向かった.村の方は雨は降っていなくて歩いていると暑かった.天ノ川はとてもきれいな川で釣りをしに来てみたいと思った.
川合バス停から天の川温泉は3キロちょいあるのだが,歩いてみると疲れの所為か長く感じた.

天の川温泉は来た時間が早いこともあってあまり混雑していなかった.
温泉にゆっくり使ってからまたバス停まで歩いて戻る.これは結構きつかった.

帰りもバスに乗って下市口駅,鉄道で大阪に戻った.