今日はパートで、子どもたちと長距離散歩。
私は「イヤだ」がとても上手な子と一緒に、
手を繋いで歩きました。
 
初めのイヤだは
この先生(私)と手を繋ぎたくない!
主導権は大人にあるので、
主張は聞くけれど私と手を繋ぐこと、決まってるからルンルン
 
次のイヤだは
歩きたくない!
近くの公園好きだし、行く方向違うしね。
 
ここで登場、ドラえもんハート
片手に握らせると、それに気を取られ、
手を繋いで歩きはじめました~一安心照れ
 
テクテク。テクテク。
 
近くの園児と遭遇。
彼らが大きな公園の方へ行くのを見て、
次のイヤだは
こっちに行きたくない!
皆先に行っているから、かけっこしよっか~。
 
タッタッ、タッタタッ。
 
それからは石を渡って調子良く目的地に到着しました。
 
次のイヤだは
休憩しない!
ゼリーを見せると、自分からベンチに座りましたラブ
 
さ。ここから帰り道。
 
あの階段上りたい!
あの公園行きたい!
歩きたくない!
そのたびに、写真を見せ、おもちゃを変え、
最低限の声かけで歩き続けました。
 
帰り道の途中、立ち止まって歩道の外を眺める彼を見ながら、
「全幅の信頼」という言葉が出てきました。
(メモったときは全服って書いてた…)
 
 
そうだよね、大丈夫って信頼して生まれてきたよね。
たくさんの手が差し伸べられることをわかってたよね。
 
そのままで生まれてくるのは、世界への信頼があるから。
 
それは、私も、同じだった。
 
そのままの彼とそのまま一緒に歩んでいく。
 
わたしもそのまま、みんなと一緒に歩んでいく。
 
 
 
振りほどこうとする小さな手を必死に握りしめながら、
そんなことを思いました。
 
貴重な1時間を経験させてくれてありがとうピンクハート