実際にはこんな感じこんな感じ!
舞台を見た方はこの写真がどこのシーンかはもうお分かりですね。
エージとリヒトの心が通じ合っていく大事なシーン。
偏見というものはよく見られる。
又、趣味や共通点がなければなかなか受け入れられないものだったり。
そんな対照的な例をこの二人にフォーカスをあてて作った。
エージがむきになりすぎる事もリヒトを受け入れている事になるし
リヒトがいきなりエージを見すぎることもおかしいし
二人の接点が合わないところから細かく作っていった。
しかしどうやっても受け入れてしまう瞬間が出てきて「あー、これも受け入れてるかー」
なんて言いながらぶっ壊してまた作り直す。
人が寄り添う瞬間なんてシンプルで単純なもの。
気づけば寄りそうもの。
気づけば求めているもの。
それが最初に「受け入れない奴」から始まっている二人なので、なおさら時間がかかる。
それをあのシーンの中で見せるわけだから
そりゃ、繊細にもなる。
二人の唯一の共通点はエリを見つけ出したいという想いだけが一致するのみ。
そんなちぐはぐが第3者から見ると滑稽な絵として見える瞬間。
そして「分かる~」
と思う瞬間。
「もうやめて~」とエージが心の叫びのように出てしまうあの言葉から
それでも笑顔でエリの事を話すリヒトを見て
エージの中でふとエリのあの笑顔とリンクする一瞬が生まれる。
エリとの回想でエー兄を振り回すエリの無邪気な姿とリヒトがエリの話をする無邪気な笑顔が若干エージにとってリンクするのだ。
だからエリがエー兄とケン兄に歌ってみせる回想シーンも拘った所でもある。
人はふとしたきっかけで人を見るようになるもの。
話してみれば誰だってそれぞれの魅力がある。
出会いは大事というがまさしくそうだ。
意味があって人は出会う。
生理的に合わないという人間だって中にはある。
だけどそんな出会いもあるからこそ自分を知ることになるのだろう。
