父が今日定年退職する。
18歳で入社した父はサラリーマン人生を全うした。
毎日同じ時間に帰ってきてビールを飲み野球を観る。
幼い頃はそんな無口な父の背中は大きくて怖かった。
中卒だった為に役職には就けなかったという。
同期や後輩が上司になっていく屈辱感を抱いていた事を聞いたのはごく最近の事だった。
そんな話をする父の背中はあの頃とは違いとても小さく見えた。
今まで仕事しかして来なかった父が、これから何を生き甲斐にしていくのか正直心配になった。
でも先日高校生になった孫を見つめる目がとても満足感に溢れていたのを見て少し安心したよ。
人生まだまだこれからやで父さん。
頼むから
頼むから
長生きしてや。