令和最初の誕生日。
ケータイを触っていたら、「お誕生日おめでとう」の画像。
知り合いが、そのまた知りあいにもらったであろう画像が出てきて、バグる。
息子からのおめでとう?
だったら、いいな。
息子のことを、深く考えないことが多くなった。
写真も見ない。
仏壇も開かない。
彼のことを想い、あれこれ考えることは、次女の存在を打ち消す過去に
思いを馳せること。
…だからなのか?
息子が生まれてくれなければ、
そして、あちらに帰らなければ、
次女に会うことは無かった。
3人子供がいるのに、3人一緒に抱きしめることは、決して叶わない。
少なくとも、私のこの人生では。
でも、きっと、いつか、どこかで…