娘の添い寝で寝落ちしたことが原因か、不快な夢で
目覚めると2時。
歯磨きもしていないし、コンタクトも外していないし…
おまけに洗濯機には洗濯待ちの濡れた衣類が待機。
洗濯機を回している間にふと土曜日から置きっぱなしに
してしまっていた袋に目が留まる。
主人に幼稚園の終了式でもらってきてもらった新学期用品。
パっと見以上に奥に色々入っている。(支払書類なんかも!)
なんだこの箱。。。
あ、食べ物。。。
そういえば毎年この時期。。。
期限は…?
残念ながら消費期限2時間オーバー。
園章入りの紅白まんじゅう。
主人は毎週末(土日)に家で夕食(たまに昼食も)を摂る。
別居の条件でもなんでもないけれど、娘が喜ぶのと、
娘を連れてよく出かけてくれていることへの感謝や
毎晩ほとんど外食なのを私なりに気遣ってのこと。
紅白まんじゅうをもらったことを教えてさえくれれば、
修了式の夜にじじばばも一緒に幼稚園の色んな話をしながら
食べられたのに。
和菓子が苦手な娘も、幼稚園のマークと言えば喜んで
食べたかもしれないのに。
(実際土曜日は食後にそこまで消費を急がないチーズケーキを、
日曜日は日持ちのする和菓子を皆で食べた。)
私がもっと早くに中身を確認していればこんなことには
ならなかった…。
でも、そもそもなぜ生菓子が入っていることを知らせないんだ!!
たかがまんじゅう。
でもなぜか苛立ちと悲しみが大きくなって、息子の遺影の前で
涙が出てくる。
主人と一緒の人生では、こんなことの繰り返しなのではないか。
どんなに自分がしんどい時でも、何かを100%任せることはできない。
もし子供のことを任せてまた何かあれば、それは私の学習能力の
無さを示しているだけなのだから。
主人に言ったところで、「ごめん、気付かなかった」くらいしか
反応はないだろうし、逆に怒りすぎだと非難されるだけだろう。
丑三つ時に恨みメールを送りたい気持ちをなんとか抑えていると、
ふと、先日目にしたある作家さんの言葉が浮かんだ。
『 いい意味でも悪い意味でも「鈍感力」があるのでは 』