娘がインフルエンザB型を発症。
仕事を休んで娘の看護(というより遊び相手?)になっている主人が
微熱と倦怠感を訴えだした。
長時間寝て回復したのか、
「今日は調子良いわ。病院行く意味あるのかな?」
B型は熱が出ない人もいると聞いたし、来週から出勤するので
ただの風邪でも病院で薬を処方してもらった方が治りが早いこと
を理由に送り出した。
結果、B型陽性。
普通の検査では陰性だったけれど、発症している娘の看護を
していることを伝えると、検査の判定時間を延ばしてくれて、
最終的には陽性になったらしい。
「バイオハザード」の登場人物になったような気分で毎日過ごして
いる私も残念ながら体調が悪い。
一昨日の検査では陰性だったし熱もないけれど、少なくとも風邪
は引いている。
両親も食事の支度や買い物等を心配して頻繁にメールや電話
をくれるけど、悪阻に比べたらこの辛さなんて足元にも及ばない。
男性はもちろんのこと、出産を経験している女性でも、
吐き悪阻を経験していないと、本当には理解できないみたいだ。
母も妹も胃がムカムカするという程度はあったみたいだけど、
吐いたことは一度も無いらしい。
母は「お母さんは悪阻無かったから解らないわ」
妹は「え、フルーツも食べられないの?」
悪阻で精神が病んでしまい、産後鬱や育児ノイローゼにつながって
亡くなる命の方が、インフルエンザが重症化して亡くなる命の数より
きっと多いのではないかという気がする。
前者は統計が取りにくさから表面化しないのだろうけれど。
とはいえ、胎児に何かあってはいけないので、できるだけ手を尽くして
あとは息子に「ママを守ってね」とお願いしてみた。
久しぶりに夢に出てくれた息子はこれまでよりも少し成長して活発で、
初めて夢の中の私に罪悪感や悲しさがなかった。
ありがとう、息子君。