今日朝ごはんを食べている時に、娘が唐突に

「弟くん、死んじゃったね。」と話しかけてきた。

 

不意を突かれた私は、情けないことに、

「そうやねぇ、神様のところに行ってしまったね。」

と返すのが精いっぱい。

 

娘は私の顔をじっと見ながら、

「弟クン、死んじゃったね。」と再び。

 

「ママ、隠さないで。私、知っているんだから。」

と言われているようだった。

 

逃げていてはいけない。

「そうやねぇ、死んじゃったね。」

 

他にも、

「なんで赤ちゃんが死んじゃうんかな。」

「弟クンに会いたいなぁ。」

 

先日は

「弟クン、次はどんな顔になってくるんやろう。」

娘は、弟との再会を心待ちにしている。

 

なかなか重い一日のスタートとなってしまったが、

今後はもう娘の口から「死ぬ」という言葉が出ても、

息子のことに飛び火する恐怖に怯える必要が無くなった。