気が付くと一周忌の法要から既に一週間。
供え物の果物を仏壇の前に放置してしまっており、
メロンがやわやわに。。。
とにかく、一年経つまでなんとか生きよう。
そう思いながらただ、ただ生きることだけを目標に
してきた期間だった。
先週までは、「去年の今頃は…」と思い返すと、
必ず息子のイメージがあったけれど、
一年経ってしまうとそれも叶わなくなった。
現在の一年前は既に息子のいない世界で、
当時私はそのことに対して号泣するでもなく、
大声を上げる訳でもなく、のた打ち回るでもなく、
ただただ、「なんで?」「どうしよう、どうしよう」
と心の中で繰り返しながら長い長い一日を
過ごしていた。
私にとって子供を亡くすことは、予想外に地味で、
想像以上に長いく深い苦しみに感じられている。