リピーター
今日から5日間夏休みです。
で、初日の今日はリピーターしてきました、「インランド・エンパイア」。

映画のリピーターするのは初めてですね、多分。
昔ジョン・ウーの映画の途中で退屈して寝てしまい、気付いたら映画が一回りしてたことありましたがリピートしたわけではない。
さすがに中盤若干眠くなりましたが、クライマックス~エンドクレジットはやはり圧巻で、二度目でも鳥肌が立ちました。まさに目が眩むような素晴らしいシーンですね。
リンチの映画って「ストーリーが難解」もしくは「ストーリーなど存在せず、ただ思いつきを繋げただけ」ってよく言われますが、どちらも外れだと思っている。
実はストーリーは非常にシンプルなんですよ。
たとえば「マルホランド・ドライブ」なら
『女優を夢見てハリウッドに来たものの全く売れない女の子が撮影現場で出会った女優と恋に落ちるが結局冷たく捨てられ、嫉妬に狂って彼女を殺害。罪悪感から自殺するが、死ぬ瞬間に全ての希望が叶った世界の夢を見る』
って話だし、
「ロスト・ハイウェイ」は監督本人も言っている(らしい)ように
『OJシンプソン事件』でしょ?
ただそのストーリーから派生するイメージを断りなしに映像化していくから、物語として全てのシーンを繋げようとするとワケわからなくなる訳ですが、脈絡無いように見える複数の場面が実は一つのストーリーやテーマから生み出されているので、同じことの繰り返しが多いんですね。
さて、「マルホランド・ドライブ」では『クラブ・シレンシオ』のシーンで映画のテーマが(歌にのせて)かなりはっきりと提示されていたわけですが、「ロスト・ハイウェイ」でもリンチは映画のテーマを主人公にちゃんと台詞で語らせてますね。
(「オレは事実をそのまま記憶したくない、自分が願うように記憶したいんだ」という主人公の台詞など)
今回は例えば冒頭の『引っ越しの挨拶に来た隣人のシーン』で既に大きなテーマの一つが語られてたりします。
その場面によればこの映画は「結婚(といっても日本で言う結婚の概念とはちょっと違う、キリスト教社会的、「夫(妻)に誠実を尽くすという神への誓い」という概念を含む物ですね)に関する映画」であり、「迷子になった少女(ロスト・ガール)」の映画なわけですが、そのものズバリ「ロスト・ガール」という役名の謎の女性が度々画面に登場しますね。
この女性は、この映画の中で語られる複数の物語全てを、涙を流しながらテレビを通して、見つめている。
彼女こそがこの映画の真の主人公とも言える訳で、逆に言えば彼女が見ている全ての物語は、彼女自身についての物語と言える訳ですね。
はい、明日は早起きしてサーフィン行くのでもう寝ます。
で、初日の今日はリピーターしてきました、「インランド・エンパイア」。

映画のリピーターするのは初めてですね、多分。
昔ジョン・ウーの映画の途中で退屈して寝てしまい、気付いたら映画が一回りしてたことありましたがリピートしたわけではない。
さすがに中盤若干眠くなりましたが、クライマックス~エンドクレジットはやはり圧巻で、二度目でも鳥肌が立ちました。まさに目が眩むような素晴らしいシーンですね。
リンチの映画って「ストーリーが難解」もしくは「ストーリーなど存在せず、ただ思いつきを繋げただけ」ってよく言われますが、どちらも外れだと思っている。
実はストーリーは非常にシンプルなんですよ。
たとえば「マルホランド・ドライブ」なら
『女優を夢見てハリウッドに来たものの全く売れない女の子が撮影現場で出会った女優と恋に落ちるが結局冷たく捨てられ、嫉妬に狂って彼女を殺害。罪悪感から自殺するが、死ぬ瞬間に全ての希望が叶った世界の夢を見る』
って話だし、
「ロスト・ハイウェイ」は監督本人も言っている(らしい)ように
『OJシンプソン事件』でしょ?
ただそのストーリーから派生するイメージを断りなしに映像化していくから、物語として全てのシーンを繋げようとするとワケわからなくなる訳ですが、脈絡無いように見える複数の場面が実は一つのストーリーやテーマから生み出されているので、同じことの繰り返しが多いんですね。
さて、「マルホランド・ドライブ」では『クラブ・シレンシオ』のシーンで映画のテーマが(歌にのせて)かなりはっきりと提示されていたわけですが、「ロスト・ハイウェイ」でもリンチは映画のテーマを主人公にちゃんと台詞で語らせてますね。
(「オレは事実をそのまま記憶したくない、自分が願うように記憶したいんだ」という主人公の台詞など)
今回は例えば冒頭の『引っ越しの挨拶に来た隣人のシーン』で既に大きなテーマの一つが語られてたりします。
その場面によればこの映画は「結婚(といっても日本で言う結婚の概念とはちょっと違う、キリスト教社会的、「夫(妻)に誠実を尽くすという神への誓い」という概念を含む物ですね)に関する映画」であり、「迷子になった少女(ロスト・ガール)」の映画なわけですが、そのものズバリ「ロスト・ガール」という役名の謎の女性が度々画面に登場しますね。
この女性は、この映画の中で語られる複数の物語全てを、涙を流しながらテレビを通して、見つめている。
彼女こそがこの映画の真の主人公とも言える訳で、逆に言えば彼女が見ている全ての物語は、彼女自身についての物語と言える訳ですね。
はい、明日は早起きしてサーフィン行くのでもう寝ます。