先日の解剖学の授業でのこと、


生徒さんからの質問で



『機能が先にあって

それに伴って構造ができていく


ということでしたが、構造に

アプローチして、そのあとに

機能が変わっていくということは

ないのでしょうか?』



そんな感じの内容のものがあった




カイロでのスラストとか


とにかく構造にアプローチすること




先生は


もちろん構造が変わることで


あとから機能が変わると

いうことはあります



ただ、構造を


術者が『こうだな』と思う

ように変えるんだけど


それが、身体のシステムが

本当に必要としている

ものと、違っていたら


こわしてしまったり


瞬間的には良くなっても


何分かしたらすぐ戻る



そういったことが

起こりやすいと思う



そんな風に

回答されていた



実際に体験していると



不随意の動きという


機能に寄り添うことで



考えられない


信じられないほどの変容が


システムに及ぶ



ある偉大な先生は



『年に二人ほど


構造を先にやるときがあるかな』



と、おっしゃっていたそうだ




ためになる時間だった