いつまでも続くつもりで

読点で区切ってきた二人の記憶に

終止符を打てるまで僕の夜は

笑顔を溜める時間にしよう・・・



NEW
掃いて捨てられた先の世界-句点


句点で弾ける



幼い頃からだったろう
故意に淋しさを煽るような
ひがみの温床を備えている
救いようのない僕の落ち度


妬みまで床に就かぬよう
精一杯笑おうとした月夜
泣かずに堪えた顔が陰る


溜まったのは涙じゃなく
いつか弾ける笑顔だと
言い聞かせて眠るんだ


明日もダメならまた貯蓄
読点で区切った記憶に
続きはないと句点を打って
別の章を始めるまでは