昔仏教勉強してたとき、テキストや授業では外側の世界のことを「現象世界」と呼んでた気がします。
そんなことを思い出したので、ちょっとタイトルにも使ってみました。
少し前に「どうやらクリーニング店がある地球に降り立ったらしい」という、自分としてはけっこう不思議な記事を書きましたが、今回はそこまでじゃないけど、よくよく考えると不思議かもという話です。
私はしょっちゅうYouTubeを見てますが、そしたら白菜の食べ方の動画がありまして。
しかもミシュランシェフのチャンネル。
そんでめんどくさがりの私は、動画を斜め見して、白菜がいい感じに焦げ目をつけられてる場面だけ見たんですね。
フライパンに接する面積が大きくなるよう切るといいとシェフがおっしゃってましたので、ろくに動画も見ずに、そのとおりに切って、安いオリーブオイルで焼いてアルペンザルツを適当にかけて食卓に出しました。
(本当は粉チーズをかけるらしいですが、あっさりが良かったのでかけませんでした。)
アルペンザルツ、わりとスーパーにも並んでる岩塩。
手軽に手に入るのに、けっこう美味しいなと思ってます。
そしてそれを食べた旦那さんの反応なんですが、
「えっ、うまっ!これ味付け何したん???」
「え?オリーブオイルで焼いて塩かけただけやけど」
「まじで?それでこんなうまなるん???」
という弾けるようなリアクションでした。
それで自分も食べてみると、たしかに美味しい!✨✨
焦げた部分が香ばしくて、オリーブオイルで焼いたのも良かったのかなぁ?
それで思うんですよ。
白菜。
昨日今日のぽっと出の野菜じゃないですよ。
もうずっと身近にある野菜ですよ。
この記事によると、日本での白菜の歴史は1875年から始まってるらしいです。
それがですよ。2022年になってやっと、「焦げ目つけるだけで美味しい」と発見されるわけですよ(私の中で)。
もちろん、そんなん知ってたよって人もいると思うけど、白菜っていうと鍋に入れるとか漬物にするとか、そういうのがメジャーじゃないですか。
なんでこんな美味しい食べ方がもっと早くにスタンダードになってないのかと。
焼くだけですよ?なんで気づかない!!!?💢(なかば怒りの感情、笑)
不思議だなぁ、ほんと不思議。
これはもう、別の地球にシフトして白菜の過去の歴史さえ書き換えられたと考えるのが自然ではないでしょうか。
あるいは幻想であるこの世界に、焼くだけで美味しい野菜のイリュージョンがぼわっと出現したと思うと納得もいきます。
(ほんとに?)
この動画でも紹介されてますが、白菜生で食べても美味しいんですよね。
(それは去年外食したときに知ってそのときも驚いた。)
ということで、現象世界は幻想世界という感じでオチをつけてみたいと思います。
追記:
今日もやったので写真を追加。
あと、ごはん前には、節分に買ってあまってた落花生をひたすらむいてました。
こういうのもいい瞑想になるんじゃないでしょうか?
通称ピーナツ瞑想?
↓焼き白菜。たぶんこの子の貢献度も高い。