「ラ・パルレに一部業務停止命令、消費生活センターに寄せられる平均47万円の契約に関するクレーム、パルレは平均契約95万、過去5年間の苦情件数最多」
あそこのCMは米倉涼子だったっけ?確かに最近テレビCMは見かけない。
何かと問題の多いクレジット利用に頼りきった営業形態から脱却をはかろうとすると存続が難しいこの業界。まさかパルレにそんなに苦情が多かったとは正直おどろきだ。
パルレはエステサロンでは珍しく唯一上場企業として業界大手の座に君臨している。しかし上場のために、常に医療行為か否かグレーゾーンとして叩かれている脱毛部門を切り捨て、全売上の1/3を泣く泣く放棄したという話は記憶にある。上場するって大変な事なのね

創業から30年、もともと資産家のお嬢様で恵まれていたとはいえエステ一筋でここまでやってきた、正統派のすごい女性社長さんなのだ。エステ大手の中では一番真っ当な会社だと思っていたが・・・。
美容家の魂が形あるビジネスになって成長しても、大企業になると美容の中身より数字だけのバランスシートがビジネスを引っ張ってしまうのだ。
随分以前だがちょうどパルレが上場した後のテレマーケティングの極秘資料を、某社の営業さんが親切心でこっそり回してくれた。デイスパの個性上、参考にできない資料だったが勉強になった。なるほど大企業はこういう作戦で集客するのかと、興味深く熟読した内容を簡単にまとめる。
目的①
上場企業ということで一般企業に売り込むチャンスのテレ戦略。定収入、ボーナス有りのOLさんだ。まず部署宛に優待券を送らせてもらう。または体験コースに興味があるか話を発展させる。(ここで面白いのが、電話に男性が出たら間違ったフリをして電話は切るというマニュアル。)
メディアミックスによる体験コースの大宣伝に引っかかった反響電話に対して、見込み客を振るいにかける。
お試し荒らしではないか?
成人か?
収入はあるか?
クレジットは組めそうか?
クリアしたら各店舗のお試し予約へバトンタッチする。
テレコミュニケーターにマナーとテクニックが必要なので専門の派遣スタッフを教育し膨大な経費をかける。あら~大手も大変ね~、という具体的なトークマニュアルも経費も明記された生々しい資料だった。
実は私、その数年前に、専業主婦生活と老化でたるみきった顔をどうにかしたくて、本気で通えるエステを探してパルレにお試しへ行ったのだ。
結論はうたい文句通りにシミは取れなかったし、たるみに変化もなく技術全体がかったるくて選択肢から脱落。定番の個室閉じ込めの刑=クロージングは、意外にも担当者がわりと穏やかで、検討しますと言って和やかに帰る事ができた。
そんなんで個人的に悪い印象は無いが、これらの思い出、ひっそり持っておくのももったいないので暴露しちゃいました(・◇・)



