多くの産業の中でも特にエステ業界は元気だけれど、やっぱり起こるんだ・・・・大型倒産。株式会社インターフェースの負債総額49億円だって!
業界でも大手の美容機械、商材メーカーで、東京国際展示場では毎年大きなブースで華やかに展開していた。
急激な拡大に資金繰りがついていかずの負渡りなのだが、取扱代理店さんから話をうかがったところ、なるほど納得の内容だった。
エステ業界の大型倒産といえばエステ デミロード(覚えてる!?)
あの時代は大きなクレジットを組ませる業界のお流儀(悪癖)が取りざたされた。
今回のインターフェースさんの場合はパターンがぜんぜん違うのだが、やはり表面上大きく君臨していたはずの企業が崩壊することは、業界に存在する深いところの問題に通じている気がする。
高価な機械を大量に扱うメーカーは大変だろう。というのも、代理店などの心ある営業さん達が美容マシンを積極的に販売しない傾向が年々強まっているから。
たとえ品質が良くても価格が合わないケースもあり、後発で低価格モノが出たらばそればかりが売れやすく、急激な値崩れが起こる。痩身・脱毛・美顔・・何でもできる機械を売れば代理店は儲かる。なのに売らない。
その理由、高い機械はエステの価格にも反映され、謳い文句が華やかなわりに結果が出ない、または一時的なサイズ変化だけでは顧客離れが起こる。
サロンにも不満が起こるので取引が途絶える羽目になる。お互いの為を思うと営業さん達はたとえ単価が下がっても、別の商材を売る方が結果的に信頼や売上に繋がるから、自然とそうなっていくのだ。
けれども、世の中マシン美容の情報でいっぱい。そもそもビフォアアフターの派手さ、速さと簡単さばかりを追求するサロンの姿勢、顧客ニーズにも問題がある。
最新の機械は何やらものすごい幸せをくれそうな、そんな期待を抱いてしまう。けれども私も業界の流れを見てきて、やっぱり一つの確信が強まっていく。技術者もサロンも宣伝パワーや収益や結果を急いではいけない、プロとして産みの苦しみを乗り越えなければならない。
何もハンドトリートメントを崇拝しているわけではない、自然に近い確かなアプローチこそが結果的に実力になり、信頼に繋がるのだ。
即効性を求めるならば美容外科にお任せして、エステはエステならではの良さを追求する方がいいと思うのだが・・。
冒頭に書いた倒産したメーカーさんが去年、バストアップにフォトフェイシャルを提案していたのが印象的だった。実際にモデルさんがバストをオープンしてデモンストレーションをしていたの、とっても目を引いた。
(あ~、この機械あんまり売れてないんだぁ。苦肉の策とはいえ上手い演出してるな。)と思った。
そういえば去年のバックナンバーでもこれについてダメ出ししたよね。