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ある日ポストを明けたら大変センスの悪いA4サイズの大きな封筒が入っていた。
 
封筒の表にフォント36ほどの大きい文字で「貴店はもう導入されていますか?デトックス・フットバス導入のチャンスです!!」だって。
 
じょ~だんじゃないよ、鉄サビ食塩反応のどこがデトックスだぁ?
 
ずいぶん気合の入ったデカ文字封筒の翌日、別の会社からノーマルの封筒でまたDMが届いた。今度は体験会招待だった。
 
さすがに業界の人には汚れの出るフットバスのからくりは広まり始めているが、DMの内容が事実であれば、数日で導入費がペイできるくらいの盛況だっていうから笑っちまう。いや、失礼、信じてる消費者が気の毒だ。
 
4ed48da3.jpgサビの出るアダプターが消耗するからコストもいくらかかるかわかった。この会社はわかりきってやっているのだ。
 
費用対効果で「こんだけ儲かりまっせ~」っていうセールス話。
 
もう一方の会社はそれよりもまじめに予防医学や認定制度などをからめている。本気でデトックスだと思ってやってなら、その会社の知性はかなりヤバい、わかりきってやってるならタチ悪い。
 
サビ度合いによって黄色~グリーン~黒まで・・・まるでカラーセラピーのアレンジだ。そういえば、先日大阪で開催された展示会では、初めて見る会社だったけど、すっごく胡散臭いのが出展していた。
 
ab6cef0f.jpgまさにカラーセラピーと血液ドロドロ判定機械を組み合わせたものだった。身体に塗るカラーセラピーのクリームがま~~、石油系タール色素のどぎつい色ばかりで、なにやらそれを塗ることで何らかのセラピー効果を得るってなものだった。
 
そうえいばNHKでためになる番組を見た。血液ドロドロ判定は意図的に結果を変えられるものだから、鵜呑みにしないよう注意勧告が出ていた。
 
五人ほどの人員で接客している様子をそばで観察していた山田。言葉丁寧に顕微鏡の前で女性客にレクチャーしているその顔は胡散臭すぎて笑いをこらえるのに必死だった。