ロンドン研修 | SPATETONE

私が過ごしたイギリスのスタイナー社での豪華客船内のお仕事の中で一番大変でつらかったのは、このロンドン研修でした。

 

 

研修期間は早い人で3週間、遅い人で3か月くらい。

 

私たちマッサージセラピストは

まず一週目にディープティシュマッサージの実技試験と、エレミス化粧品の筆記試験があります。

不合格ならもう一周。(合格するまで同じ一週間を何度も繰り返します)

そして二週目はアロマストーンマッサージの実技試験と、さらに問題数が増えた筆記試験。

その間に他の各種マッサージの練習やプレゼンの練習など、盛りだくさん。

やること、覚えることが多すぎで24時間じゃ足りませんでした。

 

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二週目が終わるまで休みは有りません。

はじめての休みは嬉しくて嬉しくて近くのパブで乾杯(笑)

現地でのギネスビールの味は渋かったです〜(笑)

 

先生たちはいつもピリピリしていて、いつも怒っている。

英語が話せなかったり、読み書きが出来なかったり、態度が悪いと、本当に帰国させられていました。

 

とにかく細かくて、手技の手順を飛ばしたり、手が離れると、遠くからでも「what are you doing now (怒)」なにやってるの💢  って叫ばれました。

 

一番緊張したのは、みんなの前でのカウンセリングの練習。

まるで公開処刑のような緊張感。

 

後で、みんなから評価を貰うんです。

もう、毎日冷や汗が溢れんばかりでした。

 

私は英語が分からなさすぎて、とにかく必死。

友達にどうにか助けてもらって乗り切りました(笑)

 

でも、研修はとっても細かくとっても厳しく、とくにソルーションセーリングといって、カウンセリング時にお客さんの悩みを解決に導くための方法を徹底的に学び、練習しました。

この授業にかける時間が長かったです。

 

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日本で、ある程度の商品知識(エレミス)を覚えていったので、筆記試験を勉強する手間が省けて本当に良かったです。そこに時間を費やしていたら他の事が出来ませんでした。

それくらい24時間では足りないほどの研修内容。

 

時間の使い方の重要性、時間の大切さを学びました。

その後、船での生活の基準がこの研修時と同じレベルでしたので、船の生活の訓練も同時にされていたんだなと後で気が付きます。

 

なんと私は三週間で卒業しすぐ船に派遣されたので、ラッキーでした(笑)

あの研修内容は、私の体力&精神力ではもう二度と味わいたくない程の過酷で且つ貴重な体験でした。

 

おかげで、この時出会った友達とは今も仲良しです(^o^)

お互いの近況報告やお互いの船の状況等を今も交換中です。

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一番つらかった研修期間。

でもとても勉強になった研修期間。

 

観光する間もなく船へ派遣されたので、次はゆっくり観光しにイギリスに行きたいです(^o^)

 

 

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毎日放課後にやらなければならない、掃除。

これもとても厳しかったです。(早く終わらせて遊んでいたのは内緒です笑)

でも、掃除はとっても大切なこと!!