~前回のつづきです
中村天風先生の本は、カテゴリー的には哲学書や自己啓発書になると思うのですが、もちろんその哲学は素晴らしいです
で、それと天風先生がその哲学に行きつくまでの波乱?破天荒?な人生ストーリーがなんとも痛快で面白いのです
作り話ではなくて、本当に実在した方の実話であるのがまた良きでして。。。
なんで映画とかになれへんのかなと思うくらいドラマちっくです
(いや、安モンくさい、つまらない映画になるぐらいだったら制作しない方がいいな…)
簡単に紹介すると
(本で読む方がもっと面白いですからねーーー)
中村天風(当時の名は三郎)は、生まれもっての気性の荒さから、軍事スパイとなり命からがら様々な任務を果たし大活躍したのですが、
終戦後に過酷なスパイ生活が祟ってか、不治の病を患い、すっかり心身ともに弱くなったことから、人生の真理を求めて欧米を旅します。
一流とよばれている学者や宗教家をたずねては答えを求めるも、
希望は砕かれ、
失意の底に沈み帰国の途につきます。
帰路に立ち寄ったエジプトカイロでヨガの聖者に出会い、
惹かれるがままにそのカリアッパ師についてなんとヒマラヤの山奥に一緒に行くことに。
行き着いたヨガの聖地で血を吐きながらも答えを求めるも、
師匠は三郎を病人扱いなど全くせず、
ヨーガ哲学を享受させるべく問いかけ、語り、気づきを促すのですが、三郎は全く理解出来ない。
(こちらの本はそのヒマラヤでの過酷な修行にフォーカスされており、カリアッパ師との禅問答のような日々が綴られていて、
こちらまで修行してる感覚に)
そして過酷な修行を始めてから3年が経とうとしていたある日、
遂に三郎は全身全霊で聖なる悟りの境地に達するのです
患っていた不治の病はどこへやら〜~~
んで、また次回につづくです~