当社では、様々な施設の「LED照明化リニューアル工事」を承っております。
2027年末までに、一般照明用のすべての蛍光灯の製造終了が決定しています。
国の自治体もほぼこの目標に倣っているため、あと数年でLED化を完了させなければならないことになります。
蛍光灯はいずれ製造が終了するため、買い替えが必要になっても購入できなくなる可能性が高いでしょう。
そもそもLEDって何?
LEDとは『 Light Emitting Diode 』:英語略
(光を放つダイオード)、日本語では発光ダイオードと呼ばれる半導体のことを意味します。
電圧を加えると光を発する特性をもっています。
LEDはどうやって光るの?
LEDはこれまでの白熱電球や蛍光灯とは異なり、半導体結晶のなかで電気エネルギーを直接光に変化させる発光原理をもっています。
LEDを光らせるLED素子は、マイナス電子を多く持つN型半導体と、プラス電子を多く持つP型半導体からできています。
これに電流を流すと、プラス電子とマイナス電子とが勢いよくぶつかり合い、結合します。
このとき、お互いが持っていたエネルギーは、より小さなエネルギーとなって安定し、余分なエネルギーが光として放出されます(接合部で発光する)。これがLEDの発光原理です。
文章だと分かりにくいので
(こんなイメージ)↓
LED交換前
LED交換後
LED照明の特長とメリット
➊ 寿命が長いので交換頻度が少なくなる
白熱電球の約40倍
蛍光灯の約7倍
ハロゲンランプの約20倍
水銀灯の約13倍
➋ 消費電力が少なく経済的
白熱電球と比べて約6分の1
蛍光灯と比べて約3分の1
ハロゲンランプと比べて約2分の1
水銀灯と比べて約4分の1
➌ 発熱量が少なく瞬時に点灯する
LED照明は、光源が熱をほとんど持たなく、
発光効果も低下しない。
蛍光灯は、極端な低温(冬場)になると、発光
効率が悪くなかなか点灯しないが、LED照明
は、低温でも効果が変わらないので、すぐに明
るくなります。
➍ 水銀を使用しないから環境にとてもやさしい
蛍光灯には、水銀が使用されていますがLED
照明には水銀などの有害物質を使っていないた
め、水銀などの有害物質による環境汚染がなく、
LED照明は環境にとてもやさしい。
➎ 紫外線の放出が少なく、虫がほとんどよってこ
ないLED照明の光には、日焼けなどの原因と
なる紫外線がほとんど含まれていません。
昆虫が光に引き寄せられるのは、光に紫外線が
含まれているためです。
そのため、紫外線をほとんど含まれないLED
照明を使用すれば、虫が集まることなく虫の死
骸で器具などが汚れることも防げます。
➏ 衝撃や振動に強い
白熱電球や蛍光灯の外部はガラスのため割れや
すく、内部構造もフィラメントやガラス管など
使用しているため、衝撃や振動に強くありませ
ん。
これに比べてLED照明は衝撃や振動に強く、
外部はシリコン樹脂などでコーティングされて
いるため、地震などで落下しても割れにくい性
質があります。
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