こんにちは、スパニストあっきーです！
40代を過ぎて来た方に多い髪の毛に関するお悩みの中で「薄毛」があります。
そんな薄毛のお悩みに対して「育毛」をしていく事が最近では当たり前になりつつあります。
この育毛のご案内をした時にお客様からよく質問される事があります。
それは
「育毛はどれだけの期間すれば良いのか？」
というご質問です。
育毛というのは髪の毛のお悩みの中でも比較的手間と時間のかかるメニューです。
もちろん費用もそれなりにかかります。
いつまで育毛を続けるのか？と、いう問題は多くの方が気になるところかと思います。
では、この質問の答えを理解してもらう為にまずは髪の毛というものが生えてくるスピードとヘアサイクル（毛周期）というものを理解しなくては行けません。
髪の毛は健康なヘアサイクルの状態で通常１ヶ月で約1センチ程度伸びると言われています。
正常なヘアサイクルとは上記の画像の様に成長期→退行期→休止期を3年から6年の周期で繰り返します。
ほとんどの期間が成長期で残りの退行期と休止期は3ヶ月ほどで、休止期をすぎるとまた成長期に入り髪の毛を成長させます。
この正常なヘアサイクルという事が大事で、薄くなってきている部分の髪の毛は健康な毛髪サイクルではありません。
健康な状態ではない乱れたヘアサイクルの髪の毛は細くて伸びるスピードや太く生育するスピードも遅くなっています。
その健康では無いヘアサイクルの髪の毛をまずは１ヶ月に1センチ伸びる様な健康な毛髪のサイクルに戻してあげるところから育毛は始まります。
具体的な例をあげると、育毛に真剣に取り組んで「少し増えたかな？」と思える様になるまでには、うまく行った場合でも１ヶ月ほどかかります。さらに細い髪の毛を太くして伸ばしていく為には、最低でも３ヶ月。より効果を実感していくには６ヶ月はかかります。
そしてこれは「うまく行った場合」の話です。
薄くなった髪の毛の育毛はいわばマイナススタート。
正常なヘアサイクルの状態に髪の毛を戻せた状態で育毛のスタートラインに立てるという事なのです。
もし、ヘアサイクルの乱れが大きい場合はさらに1年以上の期間が必要になることも少なくはありません。
以上のことを考えた時に「育毛はどれくらいの期間続けなければ行けないのか？」という質問に対して言えることは「最低でも半年」さらに髪の毛の密度を増やしていく為には「1年以上」髪の毛を抜けにくいものにして抜けない頭皮環境を継続していくには「一生付き合っていく」という答えになります。
抜け毛、薄毛というものは基本的に進行性のもので何もしなければ症状が進んでいくものになります。
平たく言ってしまうと一生治ることは無いものなのです。
まずは自分がどんな頭皮環境で、どんなヘアサイクルなのかをしっかり把握するとともに、自分が納得の行く状態へと改善していく為のプランを予算や症状や年齢などを参考に決めていく事が大事です。
そのあたりのプランニングはなかなか難しいと思いますのでスパニストなどに相談されてみても良いかも知れません。
薄毛の問題は早期の対応が効果的です。
悩んでいたら早めに改善していく事が薄毛改善への近道です！
お困りの方は是非ご相談してみてくださいね！
では今日はこの辺で。