ダンピングファクターをコントロールする?マッキンMC2300 | スピーカー修理日記

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Mcintosh 2300

mc2300

写真は修理後であるが、修理に来たときはアルミのパネルなどはコゲ茶色をしていた。以前、喫茶店で使用されていた物を購入されたらしく、音がちゃんと出ないなど酷い状況だった。(残念ながら以前の状態の写真は残っていません)

今回の原因は接触不良!

裏についているモノステレオ切り替えのスライドスイッチ(写真左上の右下)接触不良を起こす左チャンネルがならなくなる、喫茶店で使いっぱなしのためにタバコの煙でドロドロ状態。正面のボリュームなどもバリバリ!ガリガリ!オープン構造の為ガリが起こりやすい。基板についているメーターゲインボリュームなどは密閉構造だがやはりガリがあり分解しオーバーホールする事に!

今回の修理は、ほとんどクリーニング代ですが!

上記の事からこのアンプは喫茶店などの劣悪な環境での使用には不向きなようです。


このアンプには俗に言う石の硬い音から、真空管のような柔らかい音が楽しめるという魅力がある!

出力トランスが積んであり、写真右上にも写っているスピーカー端子を繋ぎかえる事でダンピングファクターを変える事が出来、16Ωに繋ぐと300Bのような真空管アンプ風の柔らかい音になり、低い所にに繋ぐとピアノのアタック音などが「カン!」と耳につくくらい硬い音に!好みで自分の好きな音に合わせられる。


この修理で苦労したのはクリーニングではなく重さ!机の上に乗せるのもままならない!本日お客様が引き取りに来られたので、台車に乗せる前に体重測定!!!大きくて体重計に乗りきらないが手で支えた状態で55Kg・・・て事は60kg以上あるようです。綺麗になったアンプを見て「色が違う!」、「バリバリいわない!」とお客様は感激して頂きました!