日本でも新型コロナのワクチン接種が始まりました。
順調に進んでほしいところですが、ワクチンの確保、反作用、そしてそもそもどれほどの
効果があるのか、まだまだ不透明な部分はあります。
しかしそれでも、一年以上も続いているこの異様な現状を打破してくれるものであることを
願ってやみません。
足腰の状態が良くない入居者の病院送迎の為、今日は朝一番で車を走らせ、当事者宅
に向かいました。道中、今日は天気もいいし、特に忙しくもないから早めに帰って飲み始
めようかと呑気に考えていたとき、ある異変に気付きました。
車内に異臭が漂ってきたのです。何かを燃やしたような焦がしたような・・・・。とにかく
何とも言えない嫌な臭いなのです。最初は自分の勘違いかと思っていたのですが、入居者
を車に乗せ、病院に向かっている最中、彼がこう言ったのです。
「KAZUさん、なんか焼けたような臭いがしませんか?」
いやいややっぱり自分の勘違いなんかじゃない。車に重大な異変が起きている。入居者
を病院で降ろし、その足でいつも利用しているガソリンスタンドに向かいました。
店員さんに事情を説明したのですが折り悪く、今日はピットが満杯、明日なら見られるとの
返答でした。それも仕方ないか、でももの凄く嫌な予感がする、そんな私の不安げな表情
を読み取ってくれたのでしょう。店員さんが言ってくれました。
「いま少し時間が空いたので、ちょっと見てみますね」
よかった、有難う店員さん!ブラボー出光!
でもほっとしたのも束の間でした。店内からガラス越しにピットを眺めていると、車のボンネ
ットを開け、エンジンルームを見た3人のスタッフさんが全員のけぞったのです。本当に図っ
たかのようにのけぞったのです。まるで吉本新喜劇みたいに。
その後、スタッフさんとともに中を確認すると、エンジンオイルが大量に漏れて、いや漏れて
いるというよりしぶきを上げて飛び散っていたのです。今日このまま運転を続けていたらい
つ引火してもおかしくない状態らしく、「いやあ、今日見ておいて良かった」と言われるスタッ
フさんの顔も少し青ざめて見えました。
工場に持っていって点検、修理をしてもらえることになり、車を預けてきました。
代車の都合がつくまで少し不便になりますが、とりあえず生きててよかった。皆様、車両の
メンテナンスはお早めにどうぞ。