風力発電 ②永代橋エコピアザビルの風力
東京の都心部、中央区新川、隅田川のたもとに位置する10階建てのオフィスビル、永代橋エコピアザビルの風力発電をご紹介します![]()
永代橋エコピアザビルでは、ビルの屋上に25台の小型風力発電機と太陽光発電パネルを設置しており、主にビルのライトアップに使用する電気を作っています![]()
そして、災害時に備え、隣接する永代橋エコサービスステーションの非常用電源として電気を蓄電しているんです![]()
実際、阪神大震災ではスタンドにガソリンがあるのに、停電で計量機のポンプが動かず供給できなかったというケースがあったとのこと
そんな、災害時に備えた設備が整っています
2000年12月に完成した、この永代橋エコピアザビルは、都内では初の「ビルの屋上発電所」と言われていたそうです
そして、発電能力は太陽光発電と合わせると、当時、市街地ビルの屋上を利用したハイブリッド発電設備としては最大級のものだったそうですよ![]()
ビルの入り口には風速を表示しています
太陽光も設置していますので、表示されます
風速毎秒3m以上でこの25台が一時間稼動して約100Wの電力が作られます
ですので、一日24時間回り続けて2400W発電できることになります![]()
しかし、風の量は一定ではありませんので、毎日これだけの電気が作られるわけではありません
永代橋エコピアザビルのでは時間ごとに、風速と発電量を記録しています。
昨年12月の15時の記録ですと、
風速の平均が毎秒1.2m
発電量は、平均33.5W
平均するとこんな感じになりますが、実際、まったく風がない日も結構あります
この「発電量が一定ではないこと」が風力発電の問題点、デメリットと言われています
そして、設置場所の問題です!
風力発電を設置するには、その場所までの搬入道路があることや、近くに高圧送電線が通っているなどの条件を満たすことが必要とのこと。
原子力発電(100万kW級1基)が発電する電気量を風力発電で発電するとなると、どれくらいの敷地面積が必要になると思いますか?
なんと、山手線内側面積の約3.5倍もの敷地面積が必要になるそうです。
設置面積と、発電の量を考えると効率の良い発電とは言えないかもしれません
しかし、風力発電は風があれば比較的効率の良いものだということを知っていますか?
では、太陽光発電と風力発電ではどちらが電気を作るのに効率がいいと思いますか?
太陽光発電では、エネルギーの約30%を電気エネルギーに変換できるそうですが、風力発電は、風力エネルギーの約40%を電気エネルギーに変換できる比較的効率の良いものなのだそうです。
風がある地域では大活躍してくれそうですね
なかなかご家庭での購入は難しいかもしれませんが、自然の力を使って電気を発電できるなんエコですよね![]()
担当:鎌形







