お茶を出す時手が震える つづき | 治療家龍之介

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人はなぜ病気になるのか?をテーマにブログを書いています。
肉体的、精神的、霊的など様々な角度から原因を探り改善に導きます!

お茶を出す時手が震えるのつづきですが、


今回の患者さんの手の震えの原因を追究していくと

学生時代に所属していたバレエ団の先生の

いじめとも、しごきとも取れる

何十回もの

ダメだしの繰り返しでした。


そのしごきをどう取るかによって

上達するか

または

トラウマとなってその後の人生に

悪影響を与えつづけるか

の分かれ道になってしまうんです。


この方の場合、

「なんで私ばかりいじめるの?」

というとらえ方をしてしまったので、

トラウマとなり

その後の人生に悪影響となってしまったようです。



実はこのしごきは、

最高のパフォーマーを作り上げるための究極の方法で、

精神的に極限まで追い詰めることによって

これまでできなかった動き(演技)ができるよになる!

というものであって、

いじめでも何でもないんです。


でもそれをやってもいいのは

本当に信頼できる教え子だけであって

誰にでもやっていいわけではありません。


この患者さんには先生からの大きな信頼が

あったからこそ

この過酷すぎる方法をとられたのだと思います。


その話しを患者さんに説明すると、

「確かに自分は先生から一番信頼されていたと思います。

公私共に良くしてもらってました。

でも急にダメだしが多くなって

私だけに厳しく接するようになったので

レッスンの度に恐怖を感じるようになってしまいました。

でもそういうことだったんですね!

そう言われたらすごく腑に落ちます。」


と理解していただけたようです。

要するに

誤解

だったということです。


そこに気付くだけで

トラウマから解放されるので

その後からはお茶を出す時の手の震えは

出なくなったと喜んでいただけました。


治療界の革命児龍之介でした。