北京で働いてる、ある飲食関係者(日本人)から聞いた話。

その人の店で、
ある日本人客が、中国人の部下に対して説教してたらしい。
その言い草が、何とも中国・中国人・中国の文化・教育を馬鹿にしているかの様な言い方で、聞いてるこちら側も心底気分を害す様な内容だったんだって。

で、その人だいぶご立腹で
「日本人がどんだけ偉いんだよ!」と。
「中国で稼がせてもらってんだから、もっとこの国に謙虚な姿勢を持て!」と。
仰ってる訳です。


まぁ、その腹が立つ気持ちも分からんでも無い。
文化的にも社会的にも、日本が優れていて中国は劣っているとカンチガイしてる日本人はまだたくさん居るのは事実だと思うし。

でも、「中国で稼がせてもらってんだから」っていう感覚が私にはどうも分からんのです。

逆に言うと、日本で働いている他国の企業とかに
「日本で稼がせてもらってんだから、君たちはもっと日本に謙虚な姿勢を持て!」って思うの?
私はまーったく思わない。

もちろん、日本人として
もし他国から来ている人たちが「日本ってマジ文化レベル低くね??www」みたいなことを言ってるのを聞いちゃったらそれなりに腹も立つけど、「その日本で稼がせてもらってんだろ!君たちは!!」とかは思わない。

なんなんだろ、この感覚。

確かに私は中国で働いてるけど。
稼ぐって事は、そこに市場があるってことなわけで、需要が生まれていたり購買意欲をそそる魅力をこちら側が持っているというわけで、立場はイーブンだと思うんだ。

どの国で働いてても同じでしょ?
誰も、働いている国に対して「稼がせてもらってる」なんて、そこまでへりくだる必要は無いと思うんだけど。

冒頭の話に出てくる日本人は、
国際的な文化の違いの許容が出来ていなかったり、
文化に優劣があると勘違いしていたり、
受けてきた教育の違いで起こる考え方の差を頭ごなしに怒りで伝えている点で、人として・上司としての器の小ささを自ら知らしめちゃっただけの人。

教育するつもりなのであれば、
そもそもが違ってるという事を認識・許容して、擦り合わせていかないとね。

私は、店の子達を私の力で教育するという事をしないので、給料に見合った働きをしない子は切り捨てるだけだから、何の説得力も無いかも知んないけどね。笑


考え方とか、思想が中国よりになってきたり、やたら中国暦が長い人とかに多い、「在中国の日本人批判」ってのも、考えものだと思った次第です。