まみずピア (海水淡水化センター) 福岡地区水道企業団 | よし子ちゃんの 九州・福岡・鹿児島 + 北海道 レポート

まみずピア (海水淡水化センター) 福岡地区水道企業団

海の中道をへて志賀島方面に向かうところに、気になる場所が昔からあった。

まみずピア。

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まみずピア外観


その施設は、福岡で究極の水不足だった経験から、できた施設で、海水を真水に変えるという画期的な施設なのだ。

どんなところなのか、ずーっと気になっていたので2008年の年末に予約を取って見学に行って見ることに。

中に入ってみてびっくり、実は、普通の浄水場とはまったく違っていて、海水を真水に変えている様子はまったく見えず、いろんなチューブが並んでいるだけなのだ。

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それもそのはず、奈多沖から取り込まれた海水は、
すべてが自動化されたフィルターを経て真水化されるという仕組みだそうだ。

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真水フィルター

詳しい説明は聞いてなるほどなーとは思うものの、普通の浄水場とはまったく違う仕組みに、
なんだかブラックボックス的なものを感じてしまうのだけれども、
慢性的な水不足になりがちな福岡市にとってはとっても大事な施設のようだ。

ただし真水化する際にかかるコストは、河川などから水道水に浄水する仕組みよりもコストがかかるそうで、
こちらをメインにしていくことはできないらしい。

ちなみに世界で一番大規模な海水を真水に変える施設を保有しているのはイスラエルらしい。

ちなみに、まみずピアでは、できた真水を飲むこともできる。

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普通の水道水と、まみずピアで作った水とを飲み比べ…なんてことも可能なのだ。

まみずピアで作った水は、蒸留水に近いらしく、
ほとんど無味無臭(ミネラルなどもフィルターで取り除かれている)。
こちらで、作った真水は、東区、博多区の一部の水道水として提供されているそうだが、
実は河川からできた水道水とミックスしているのだそうだ。

つまり、まみずピアでできたストレートな水は、まみずピアでしか飲むことができないんだって。

最後に、こちらで海水を真水化する際にできる、濃縮の海水は、浄化された下水にミックスして海に戻しているそうだけれども、一部は、食卓で使用するための塩として業者によって精製されているらしい。

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博多山笠の塩

ちなみに、できた濃縮海水をすべて食塩に精製するとすると、
日本で使われる塩すべてをまかなえてしまうらしい。

最新の設備を兼ね備えた、まみずピア、一度は見学に行ってみてはいかが!!

福岡地区水道企業団 施設部 海水淡水化センター まみずピア

福岡市東区大字奈多1302番122
092-608-6262
http://www.f-suiki.or.jp/introduction/index.php