こんな屋台はみたことないよ！ 筥崎宮参道 花山

筥崎宮参道に今も残る屋台「花山」。以前はこの参道には他にも屋台があったとか、残念なことに今はこの「花山」一台が残るのみなのだ。

この「花山」屋台一台とは言え、実は屋台２台を連結させた大型の屋台で、おまけに小上がりまでついているというかなりのユニークさ。昼間にそこらを通ると「花山」の陰も形もないので、まるで闇夜にアラワル忍者のような折りたたみ式居酒屋と言った方がぴったりなのかもしれない。


花山

７～８年ぶりに会うことになった、よし子の大先輩「通称：マツモトアナ」が仕事を兼ねて福岡に初上陸ということもあり、かねがね噂に聞いていた「花山」に行ってみることにしたのだ。


よし子の師匠 マツモトアナ

まずは店舗：ふるーいし、テーブルもちょっと傾いてたりするけども、味わいもあってとってもいい感じ。ここで屋台デビューしちゃうと、天神、中洲、長浜界隈ではちょっと物足りなく感じてしまうかもしれない。名物と言われる花山の大将もカッコええし、スタッフも親切でなんだかいい感じだ。

味：実は、「花山」にくる前に「天ぷらのひらお」一通り食べてから言ったのだけれど、「花山」イチオシのホルモンを焼いた焼き鳥「しろ」をはじめ超あっさり系なのでパクパク入る入る。

　

左：しろ、かわ　右：酢もつ

思わず、なまらうまいべや　ともれてしまうような旨さなのだ。

これなんだろう…と、頼んでしまった「あのとり」なんていう鳥料理は、屋台で大将が大事に作る壷焼き鳥で、味はスモークチキンって感じ。回りパリパリで中ジューシー。フルフルのフランスパンに挟んで食べたい一品だ。


あのとり

で、最後はやっぱり〆にラーメン。もともとそんなにラーメンを食べる方ではないんだけど、「花山」に来るお客さんのほとんどが頼んでいるので、これはここの名物に違いないと思って頼んだんだけどやっぱり名物だ。

　

ラーメン

トンコツなのにやさしい味で、満腹度もかなりの点数まであがっていたにもかかわらず、す～るす～ると喉を通って行く。できるだけ添加物を使わないようにしているとからしく、スープの後口もかなりよく、めったにすることのない、スープの飲み干しまでやってしまったのだ。

前味、中味、後味、すべてを満足させてくれる、こんな屋台はめったにないだろうなぁー。

追伸：飲んで食べて２人６０００円ちょっと。屋台にしてみたら高くもなく、ボラレルこともなくって安心していけますよ。

焼き鳥の花山
所在地：福岡市東区箱崎１丁目　筥崎宮参道横
営業時間：午後５時30分～午前１時
店休日：毎週月曜日
TEL：090-3320-3293