郷中教育にささえられる、青少年のための科学の祭典
11月26日~27日と鹿児島市立科学館、鴨池市民球場を会場として、「青少年のための科学の祭典 鹿児島2005」が開催されました。
鹿児島市立科学館
この科学の祭典は、興味のある実験や工作を通して自然現象の不思議さや面白さ、そして自然現象を説明する科学のすごさなどを体験してもらうも催しで、市立科学館をメイン会場として、2会場、35テーマにもおよぶ実験、工作、観察などが披露されました。
こてんこてんこ の熱気球
しゃぼん玉を、静電気で遊ぶ、ミラクルしゃぼん玉の体験実験や、アニメ「こてんこてんこ」のキャラクター気球の実演飛行などなど、それらのテーマの多くの子供達だけでなく、大人にとってもとても興味を引くものだったのですが、あることに気がついたのです。
それぞれのブースで実験、工作などの指導員として中学生から大学生などのたくさんの学生が参加していたのです。
トカゲやヘビをさわってみよう
鹿児島県外の人には聞きなれない言葉に「郷中教育」というものがあります。隣県出身の私もこの言葉を知ったのは、鹿児島に越してきたごく最近のことです。
この郷中教育とは、鹿児島の根底にある人生の教育方針のようなもので「負けるな・嘘をいうな・弱いものをいじめるな」ということを基礎としていて、先輩が後輩の面倒を見るという薩摩藩の伝統的な縦割り教育なのだそうです。
チャレンジ!ミラクルシャボン玉
ところが先日、ある郷中教育に関する講演会で、他の都道府県と同じように鹿児島にも塾が増えてきて、この地、伝統の郷中教育というものが消えつつあるような話を聞きました。先輩から教わるという縦割り教育が薄くなってきているという話に残念であり、寂しく思えていました。
しかし、この祭典で年長の学生達が、小学生を中心とした年少の生徒達に、自分の得意とするものを楽しくそして熱心に教える姿に、伝統の郷中教育は、まだまだ鹿児島人の心の奥底には残っていて、そして、こういった教育が受け継がれているこの秋の祭典の素晴らしさを改めて感じました。そしてこのような先輩がたくさんいる地に生まれ育った子供達に、ちょっと嫉妬してしまっていた自分に恥ずかしさを感じていました。

鹿児島市立科学館
この科学の祭典は、興味のある実験や工作を通して自然現象の不思議さや面白さ、そして自然現象を説明する科学のすごさなどを体験してもらうも催しで、市立科学館をメイン会場として、2会場、35テーマにもおよぶ実験、工作、観察などが披露されました。

こてんこてんこ の熱気球
しゃぼん玉を、静電気で遊ぶ、ミラクルしゃぼん玉の体験実験や、アニメ「こてんこてんこ」のキャラクター気球の実演飛行などなど、それらのテーマの多くの子供達だけでなく、大人にとってもとても興味を引くものだったのですが、あることに気がついたのです。
それぞれのブースで実験、工作などの指導員として中学生から大学生などのたくさんの学生が参加していたのです。

トカゲやヘビをさわってみよう
鹿児島県外の人には聞きなれない言葉に「郷中教育」というものがあります。隣県出身の私もこの言葉を知ったのは、鹿児島に越してきたごく最近のことです。
この郷中教育とは、鹿児島の根底にある人生の教育方針のようなもので「負けるな・嘘をいうな・弱いものをいじめるな」ということを基礎としていて、先輩が後輩の面倒を見るという薩摩藩の伝統的な縦割り教育なのだそうです。

チャレンジ!ミラクルシャボン玉
ところが先日、ある郷中教育に関する講演会で、他の都道府県と同じように鹿児島にも塾が増えてきて、この地、伝統の郷中教育というものが消えつつあるような話を聞きました。先輩から教わるという縦割り教育が薄くなってきているという話に残念であり、寂しく思えていました。
しかし、この祭典で年長の学生達が、小学生を中心とした年少の生徒達に、自分の得意とするものを楽しくそして熱心に教える姿に、伝統の郷中教育は、まだまだ鹿児島人の心の奥底には残っていて、そして、こういった教育が受け継がれているこの秋の祭典の素晴らしさを改めて感じました。そしてこのような先輩がたくさんいる地に生まれ育った子供達に、ちょっと嫉妬してしまっていた自分に恥ずかしさを感じていました。