原油相場は3営業日続伸です。終日底堅い展開で、徐々に価格水準を切り上げています。

2月7日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比55セント高の$73.86/bblで、引け後の時間外取引は$74/bbl台前半です。

新規材料が無い以上、先週の下げが一服したら次は戻りのターンとなります。

米国エネルギー情報局 (EIA) の週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は130～210万バレルの増加予想を超える前週比552万バレルの増加でした。同67万バレル増の API 統計の数字も上回っています。クッシング原油在庫は同3万バレル減で、5週連続の減少となりました。

原油処理量は小幅の減少で、引き続き日量1,500万バレルを割っています。原油輸入の前週比日量130万バレル増に対し輸出は同30万バレル減でした。国内産油量は前週比日量30万バレル増加で、寒波による影響が終わっています。

石油製品の総出荷量は前回に続き日量2,000万バレル大台を維持していますが、前年比はマイナスに転じました。

2024/2/7
NYMEX WTI Mar： $73.86/bbl ( +0.55 )
20日移動平均： $74.18 ( -0.03 )
ボリンジャーバンド
　+2σ： $78.11/ -2σ： $70.25
　幅： $7.86 ( -0.19 ) / 100日平均： $10.44
ボラティリティ
　24.97 ( -0.82 ) / 100日平均： 32.78

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原油相場、先週の下げの後は3日続伸