渋谷区がスマホに不慣れな高齢者に3千台程度の無償貸与取り組みへ | 素材あるのつれづれ日記

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東京都渋谷区は実証実験として新年度、区内に住むスマホに不慣れな高齢者に対し、約3000台程度を無償貸与する方針を固めたそうです。
住民の情報格差の解消を図るためと利用状況を収集して高齢者施策の改善に生かすとのこと。
通信・通話料は区が負担、スマホの使い方講習会も開催も予定しているみたいです。

同様の実証実験は取り組みは他の自治体でも行われているところもあるそうですが、規模が大きいのは他にはないようです。

現在、国や自治体へ提出する書類はデジタル経由が多くなり、緊急の情報発信もSNSやHPからが多くなりました。
高齢者のスマホ普及率も上がってきた今では「スマホ使えない人」に合わせて紙で配布したり、人を派遣して対処するのと比較すると「デジタルを少し使えるようになってもらう」方がコストパフォーマンスがよく負担軽減になると考えたのかもしれないですね。

実証実験なので、ここで出たデータはけっこう興味深いものになるかもしれない。

このニュースに対してはやはり高齢者にタダでそんなものを配るなんて…という感じで否定的な意見も多いようです。
デジタル化の流れの中で使えない人を放置しておくのも後々影響が出てきそうですし、自治体もバランス調整が難しいのでしょうね。



「情報元:Yahoo!ニュース」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4b72dafdae303c322cc688f54ef9a523a032a46