YouTubeがDMCAを悪用し不正な著作権侵害申請を繰り返したとして訴訟、禁止命令を要求 | 素材あるのつれづれ日記

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2019年8月にYouTubeが「デジタルミレニアム著作権法(DMCA)を悪用して、他者のムービーを著作権侵害だとする削除申請を再三行った」として、アメリカ・ネブラスカ州の男性に対して訴訟を起こしており、補償的損害賠償と同種の行為に対する禁止命令を要求しているそうです。

Youtube-v-Christopher-Brady-DMCA-abuse-complaint-191908.pdf
(PDFファイル)https://torrentfreak.com/images/Youtube-v-Christopher-Brady-DMCA-abuse-complaint-191908.pdf

YouTube sues alleged copyright troll over extortion of multiple YouTubers - The Verge
https://www.theverge.com/2019/8/19/20812144/youtube-copyright-strike-lawsuit-alleged-extortion-minecraft


訴えられている男性は著作権申請をするために15個のアカウントを使い分け、ゲームプレイ動画を投稿している2人のユーザーに対し「3回目の著作権申請侵害をする」と言い金銭を要求したことがあったのだとか。
※ 先に虚偽の削除申請を提出し当該ムービーであるゲームプレイ動画をYouTubeに削除させていた、YouTubeは3回の違反警告を受けるとアカウント停止になるポリシーだったのを利用されてしまったようです。現在は制度が改訂されアカウント停止までは修正したり異議申し立てを行う猶予がある。

訴えられている男性は「スワッティング(虚偽通報して武装した警官を送り込む)」を行った疑惑ももたれているそうで、
この男性がした著作権侵害申請に対し「著作権侵害していない」と異議申し立てをしてきたユーザーに対し警察に嘘通報をして警察を向かわせたと疑惑があるそうです。
※ 異議申し立てすると申請者に対して動画アップロードしたユーザーの氏名・住所が通告されるため、相手の情報が分かるそうです。


制度を悪用した嘘による著作権侵害申請によって消えてしまったチャンネルはけっこうあるんじゃないかと思う。この訴訟の訴えられている男性みたいに金銭要求という事まではしていないが面白半分や気に入らないユーザーのチャンネル潰しで嘘申請した人間は相当数いそう。


「情報元:ギズモード・ジャパン」
https://gigazine.net/news/20190826-youtube-dmca-report-abuse/


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