ジェネレーションギャップ
だいぶ前、今は亡くなった叔父から、訪問先で
必要ない食べ物とか、お土産もらったらどうする?と聞かれた事がありました。
まだ若く、お土産を渡す人の気持ちなど考えた事もなかったので
必要ない物は「いらないと答える」と至極当然の返答をしたところ。
だからお前は、「馬鹿なんだ」と決めつかられ、
何だか、割り切れない思いをしたことがありました。
叔父が言うには物を貰ったら、
満面の笑みを浮かべ、
大きな声で「ありがとうございます。!」
その後、必要なければ、ひと駅くらい離れた処で、ゴミ箱に捨てろと、かなり過激な発言。
そうすれば、みんなに可愛がられると。
色々な考えがあるので、叔父が言ったことが、いい方法かどうかは、
私自身わかりませんが、会社を経営してると感じるのは、
出来る人は、若くても、本音と建前を上手く使い分けてると言う事。
誰だって経験を積めば、大体の筋論や建前は理解している、正論が何なのかも。
でも若い人は、至極当然の用に正論を通そうとする。
そこで年長者と意見の相違が出る。
年長者は正論は理解した上で、その仕事のベストチョイスをしているとの自負がある。
そんなこんなで、お互いが理解できなくなる。
若い人に言いたいのは、年長者から嫌われても良いから
正論から始めなさい、と言う事。
そうでないと使い分けるにしても、基準が解らなくなる。
物差しがないと、ビジネスの世界も人生も自分を見失い、苦労します。