銀河鉄道999 

 

 

概要

「銀河鉄道999」とは松本零士氏の「宇宙戦艦ヤマト」「キャプテンハーロック」「クイーンエメラルダス」に並ぶ代表作の一つである。

略称は「999」。

この作品では、原作の漫画(アンドロメダ編&エターナル編)、原作を元に制作したテレビアニメ・銀河鉄道999(映画第1作)・さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅・銀河鉄道999 エターナルファンタジーが存在する。

銀河鉄道999 エターナルファンタジーは続編が公開予定だったが、なんらかの都合により未公開となり、幻の続編となってしまった。

 

設定

銀河鉄道を運営しているのは、「銀河鉄道株式会社」という架空の会社である。

999号の種類は「超特急」であり、正式名称は銀河超特急999号。

999号の機関車は作品ごとに違い、原作・劇場版ではC62-48、テレビアニメ版ではC62-50が使われている。C62はC62-1〜C62-49までなので、テレビアニメ版のC62-50は架空の列車となる。

 

999号は、銀河鉄道局の保有する列車の中では最速を誇る。

地球↔︎アンドロメダを一年で往復する。アンドロメダは地球から約230万光年の距離にある。つまり、999号は光速を超えて運行していることになる。

地球-アンドロメダ間を結ぶ列車の最上位に位置づけられている。

 

999号 情報

種別   銀河超特急

動力源  超次元機関ボイラー

材質   極秘

最高速度  3150sKm/h(時速3150宇宙キロメートル) 

基本編成 11両

出力   300万コスモ馬力

装甲車  強力レーザーブラックホール砲12砲

バリヤー 耐エネルギー無限電磁バリヤー

 

物語(原作ベース)

時は未来、人類は生身の体から機械の体に魂を移し、機械化人となり永遠の命を手に入れ、死なないですむようになった。その時代にも貧しい人は存在する。そんな中、とある噂が流れた。

「999号に乗れば、機械の体をタダでくれるという星に行ける」

その噂を聞き、とある母と少年が銀河鉄道の停車駅・メガロポリスに行く。その少年が

本作の主人公・星野鉄郎である。

 

ここから銀河鉄道999の物語が始まる。

 

銀河鉄道999の作品が伝えたいこと

「命に限りがあるからこそ、人生は輝く。

            限りある命だからこそ、夢を追い求めることは尊く、美しい。」

鉄郎は永遠の命を求めて銀河を旅する。しかし、旅の中で数々の出会いと別れを経験し、命の尊さを学んでいく。やがて彼は、自問する──本当に永遠の命は必要なのか、と。

 

銀河鉄道999を全巻読みたい方は、福岡県北九州市小倉北区にある、北九州漫画ミュージアムに漫画スペースというものがあり、銀河鉄道999作品全ての漫画が置いてあります。松本零士さんは北九州に大きく関係があり、以前、名誉館長をつとめていたこともあります。

 

ぜひ、漫画ミュージアムにて全巻制覇してみては?