私が提供している幼児教育の一つに
モンテッソーリ教育があります
将棋界で昨日から始まった棋聖戦において
最年少棋聖戦挑戦者の藤井聡太くんが受けた教育として有名になった教育です!
この教育の真髄であり
魅力の一つが
子どもたち一人ひとりに流れる「時間」を大切にする
というものです
そのため
穴を掘ることに熱中したお子さんを
数時間にわたって見守っていらっしゃった先生もいらっしゃいました❤️
ところがモンテッソーリ教育を実践なさっている方から
モンテッソーリ教育の解説本に掲載されていた発達段階表を冷蔵庫に貼って、今後の目安にしたい!
というような発言があり
あれっ?と思ってしまいました💦
発達の流れを知識として取り入れることは必要かもしれませんが
それが常に目につくところにあってしまうと・・・
表に描かれた発達と
目の前のお子さんとを
比較してしまわないでしょうか?
そこに私は矛盾を感じました🤔
発達段階通りの年齢で進まなかったときに
焦りを感じてしまうママにならない
自信がありますか?
1つできるようになると
早くその段階へ到達しないかな!
と、親の期待というコントロールを
働かせてしまうことになります
そしてできなければ
なぜできないのだろう?
もしかしてわが子に何か問題があるのか?
早くできるようになんとかしたい!
〇〇ちゃんはもうできているのになんでうちの子は…
それは
何を大切にしているのでしょうか?
少なくとも
子どもに流れる時間を大切にしていることになりません!
子どもは自分にとって必要なものを必要な分だけ
味わい学びとるものであり
親にできるのは
その時間と安全性の確保という環境作りです
モンテッソーリ教育に興味を持ったのなら
目の前のお子さんを見て下さい🤔
子どもは同じように見えても毎日成長しています❣️
お子さんは
自分の中に流れる時間を自分で使って
自分の動きたいように
腕を指先を
動かせるようになるために
ひたすらそこに集中して
自分を動かし続け
自分と世界を獲得していきます
結果 成長となるのです
Have toではなく
Want toで
体の奥底からのWant toだからこそ
飽きることなく集中し続け
やがて自分と世界を獲得する
素敵じゃありませんか✨
発達段階に従って
はい、次はこの段階とこちら側がきめてみても
子どもは自分の内なるWant toに従うのですから
大人の順番と違うことがほとんどです
そこで発達段階の表の次の段階に進まないからと、焦ってみたところでなんの意味もないのです
逆に
お子さんに流れる時間をゆったりと守ってあげれば
動きだけでなく
集中力も養われ
認められたWant to は
自己肯定感へと育つのです
だからこそ
お子さんが
次は何を求めているのかな?
の視点で見てあげてくださいね❣️
