今日は一日中雨が降っていて
濡れた地面と葉っぱの匂いがたちのぼっている
夕暮れの中、
早くも柿の木に実が付いているのを見つけました。
ただそれだけですが
その一瞬を感じられただけで
とても豊かな時間でした。
毎日の生活で見落としてしまいそうになりますが
日常の中にこそ豊かさはあります。
それは
使い込まれた鉄のフライパンだったり、
手に馴染んだ包丁だったり
丁寧に暮らしを作り上げているもの。
家にあるモノたちが大切にされているような
人とモノが調和を保っている生活は
とても美しいと感じます。
最近忙しくて一日があっという間に過ぎてしまい
もっと時間に余裕を持ちたい。
週に一度は変わっていく空の色をゆっくり眺める
時間を作る事に決めたので、
今日は独り言の文章になりました。
もう小さな柿の実がつきました。