今月に入ってから5月のことばかり書いている気がします。
梅雨前の、貴重な、さわやかでみずみずしい日々を満喫したい!
湿度が低い快適な毎日です。
そして
5月になると故寺山修司の作品集
『われに5月を』の中の一節を思い出します。
五月の詩
きらめく季節に
たれがあの帆を歌ったか
つかのまの僕に
過ぎてゆく時よ
二十才 僕は五月に誕生した
これは重い病のなか、病床で作られた作品で、
彼は20才で生まれ変わったのです。
その後有名な
寺山修司の本のタイトル
「書を捨てよ、町へ出よう」
今、生きていたなら
「スマホを捨て、町へ出よう」
と言っていたんじゃないかな。
きらめく5月もあと半分。
私もスマホの小さな画面を見ていないで
薔薇の香りを探しに街に出ようと思います。