ここ数年、写真を撮り見返すのはスマホの画面のみ。
久しぶりに写真アルバムを見て、新鮮な感覚になりました。きちんと台紙に貼られた写真もいいです。
そこには激動の時代を生き抜いた人達が居て。
今日夫の親族の法事がありました。
法事の時って久しぶりに会う親戚同士の近況報告になりがちだったんですが、
今回は夫が本家から昔のアルバムを持って行ったので、皆んなで覗き込み、思い出話しに盛り上っていました。
古いものでは明治時代から昭和初期の写真もあり、ここに写っている人達は戦争も震災も生き抜いてくれて、今のここに居る家族に繋がっている。と思うと感慨深いものがあります。
記憶を辿って一生懸命にその時の場面を説明してくれるお爺さんが愛おしくて。
大切な写真があるとしたら、形に残しておくのもいいのかも知れません。
思わぬ時に引き継いだ人が喜んでいる姿を見せてくれたので。