*本日出張のため店を臨時休業してました。
知らずにご来店いただいたお客様、
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
今日は『幸せの経済学』という映画の上映会が
てんびんの里学習センターでありました。
私も鑑賞させて頂きましたが
本当の幸せの根底にあるものは何か…
そんな深い深いテーマのドキュメンタリー映画でした。
第2部では10名ずつぐらいでテーブルを囲んで
“わたしの幸せ”と“みんなの幸せ”についてディスカッションをする
おもしろいカタチの上映会となりました。
自分にとっての幸せとは何か?
緑の葉っぱの形のメッセージカードに書いて
幸せとは本当に人様々で、
・生きている時
・生かされている時
・五感を大切に生きる
など、命に関することを思われる方もいれば…
・子どもの寝顔を見てる時
・一人になれる時間が幸せ
・家族と一緒にいる時間が幸せ
など環境や立場によって幸せと感じる時が違うことも意見が上がりました。
ちなみに私は“笑顔でいられること”と書きました。
ざっくり~^^; 漠然としてる~^^;
日本生まれ日本育ちの私ですが
外食すればオージービーフを頂く機会もありますし、
中華料理を頂いたり、フランス菓子や紅茶も楽しみの一つ。
100%純国産で出来上がってる日本人ってあまりいないかもしれませんね、というお話も出ました。
グローバル社会のおかげで便利で世界の裏側の人とも繋がっていることも重要ですが
ローカリゼーション、地域にもっと目を向けて長くて尊い繋がりも大切にしていきましょう
ということを考えさせられた1日となりました。
それもこれもすべて命の循環。
私も死んだら“千の風になって”吹きまわることになるのでしょう。
大地になって、お米になって、誰かに食べてもらって、そしてまた命の循環。
今、只今、生きている生かされている毎日を大切に、
感謝の気持ちを忘れず、日々過ごしていけたらいいなぁと思います。
幸せと一言で言っても深いテーマだけになかなかうまくまとまりませんが、
頂いてきた資料の中に素敵な詩が紹介されてたのでこちらでも紹介させて頂きます。
『生命は』 吉野弘
生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命は
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思うことさえも許されている間柄
そのように
世界が緩やかに構成されているのは
なぜ?
花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光をまとって飛んできている
私も あるとき
誰かのための虻だったろう
あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない
(吉野弘 『吉野弘詩集』角川春樹事務所、1999年より)
☆おまけ☆
いくつか出店されてたワールドカフェより
八日市のパピエさんの木イチゴクッキーを購入しました。
いちごの風味とプチプチ残る食感がとても美味しかったです。
今日お出会いさせていただいたすべての方に感謝したします。
また再びお会いできる日を楽しみにしております。
スタッフの皆様、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。
sana