志々島は詫間港の北西5.5㌔に位置する、

香川県三豊市詫間町に属する

瀬戸内海、塩飽諸島の離島のひとつです

面積は0.74平方㌔、

周囲3.8㌔しかない小さな島です



江戸時代後期から漁業の島として栄え、

戦後は除虫菊や唐辛子などの栽培が

盛んに行われていたそうです




最盛期の島民は1000人超!

過疎化が進み、現在は17人だそうです



志々島に降り立って

まだ100㍍くらいしか歩いてへんのに

いきなり旅のハイライト級の

全く見たことない光景が飛び込んできましたびっくり



なにこれ!?

ちっちゃい家がいっぱい!!!!



薄々お気づきの方はいらっしゃるでしょう

過去何度がご紹介しましたが

香川にある島には、両墓制という

日本の古来の墓制習俗が残っています

そう、これお墓なんです


両墓制とは遺体を埋葬する葬地・埋め墓と

死者の霊魂をまつる祭地・参り墓を作ること

日本では珍しい土葬なんです




志々島では、ほかの島では見られない、

カラフルな屋根にすだれを垂らした、

埋め墓のおうちが建ち並んでいます

圧巻の風景びっくりマークびっくりマーク



自分がガリバーになったかのような

錯覚さえおきます、すごい



まさに世界でいちばん小さなおうちですね

ちびのわたしですら巨人気分が味わえます



このちっちゃなおうちは、

霊屋・たまや、と呼ばれていて

位牌や葬式時に使われた祭具などが納めてあり、

屋根から垂れるすだれはや扉は

仏様が暑いだろう、と

労わる気持ちからつけられてるそうです



すごいなぁ

沖縄のおっきすぎるお墓も驚きですが

このこびとのおうちもビックリですポーン



下船して3分で非日常な光景に出会えましたキラキラ

(‐人‐)ナムナム