対人関係において
他者に対する印象や評価は
適切とは必ずともいえず
「偏り」が生じることは、あり得ることです。
その「偏り」を起こさせてしまう
「対人認知のバイアス」として有名なものに
「ハロー効果(光背効果)」
があります。
「望ましい特徴があると
その人の他の特徴についても
実際以上に高く評価してしまう傾向」
のことです。
逆も然りで
「望ましくない特徴があると
その人の他の特徴についても
実際以上に低く評価してしまう傾向」
があるのです。
実際の評価ではなく
「ハロー効果」による認知の歪み(バイアス)の例として
相手の
字が綺麗⇒
才能や知識に溢れ、礼儀正しい方なのだろう。
相手の
服装が地味⇒
活発でなく、コミュニケーションが苦手?
というように、こちらの脳の中で
勝手にその人のイメージが作られます。
一つの印象のみで、他の特長の評価をし
相手の全体像を描いてしまうことがあるのです。
そのイメージをつくり上げてしまうこちら側の
「認知の歪み(バイアス)」であるので
相手を評価するこちら側の人が
どのような特性を持ち、経験をしてきたのか
によっても、もちろんイメージすることは違います。
ただ、具体的なイメージは様々ですが
「正⇒正」
「負⇒負」
を喚起しやすいということです。
履歴書や入学願書に貼る証明写真
面接における話し方、姿勢、服装、髪形などは
この「認知バイアス」と、とても関係してきます。
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