『ためこみ症』という精神疾患③ | Life journey~旅する人生の在り方~

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「幸せとは旅の仕方であって、行き先のことではない」(ロイ・M・グッドマン)
その時その時の「旅する人生の在り方」を整えていくことが大切です。「在り方」を整え、抱えている問題を一緒に解決していきましょう。

『ためこみ症』
「大量のモノをためこんでしまう」

精神疾患です。

では『ためこみ症』の人たちは
モノに対して
どのような想いを抱いているのでしょうか。
 

※参考書籍です。

 

 

・使う機会の喪失への恐れをもつ

・ユニークな活用方法を見出す

・感傷的な意味づけをもっている

・同一性を求める

など

 

様々な想い、意味づけがなされています。

 

 

最後に挙げた
「同一性を求める」という意味づけについて
考えてみましょう。

 

これは、自分が
「何をするか」ではなく
「何を所有しているか」ということ

自分が『何者なのか』ということをあらわします。

従って
そのモノを処分するということは
自分の一部を「もぎとられてしまう痛み」

感じてしまうのです。

 

モノとの「客観的な距離感」
なくなってしまっている

とも言えるのではないでしょうか。

 

 

それと関連する現れとして考えられることに

『ためこみ症』の人たちは
「自分のモノ」だけが手放せないのです。

「他の人のモノ」に関しては
分類分けし、整理整頓はできるにも関わらず
「自分のモノ」に関しては
全くそうはいかないのです。

そこから分かることは
『ためこみ症』の人たちは

単に
『処分できない人・整理整頓できない人』
ではない

 

ということです。

「自分のモノ」に対する

特別な信念・感情
 

深く関わってきているのです。

 

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