嫁さんが学校で役員をやっているんですが、そのとき私が着物のシミ落としをしていることを話したら
クリーニングで落ちない変色したシミを落としてほしいと頼まれんだそうでブラウスを持って帰ってきた。
よく見るといろんなところが黄色く変色している。
生地が重なっているところは下の生地も変色しているので特に目立つ。
丸いポンポン？見たいなのも中の詰め物まで変色してるし・・・
こういう場合は一番生地が弱そうなところで耐薬品テストを行います。
まずは、効力がマイルドな薬品でテストします。
加熱して薬品を反応させます。
薬品を中和させます。これをしないと時間がたってから生地が脆くなったり変色しますからね。
よ～く洗浄して薬品を洗い流して
乾かします。
耐薬品テストは大丈夫そうです
ならば、思いっきり作業させてもらいましょう
先ほどより効力の強い薬品で本格的に黄変を処理していきます。
しっかり薬品にお仕事をしてもらうために蒸気を当てます。
そして、中和。
洗浄して
乾かします。
お～
きれいになった
ほかの所も同じような作業で黄変を処理していきます。
ポンポン？は中の詰め物まで処理したのですが少し黄色が残ってしまいましたが
元の状態と生地をいためるよりマシなのでここまでの処理とします。
これで終了
お気に入りだそうなので喜んでいただけました
