久しぶりのブログなのでやり方をすっかり忘れてしまっているぜんきちです。


さてさて、ブログ復活第一号の着物は個人レッスンの着付け教室◎智美 さんの初着です!!


全体はこちら→  それと→ です。


智美さんのほうがきれいに撮られているので私のほうは分かりにくいですが、立派な鷲の刺繍の入った

初着です。


京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~

生地の痛みがほとんどなく状態はとても良いです。

それと産着の下着です。


京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~

こちらはカビによる黄変が全体に見られます。それに左前袖の裏にかなり濃い変色ジミか見られます。


とりあえず全体の状態を見てみます。


京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~  袖畳みにして部分で見ていきます。

京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~  まずは左前袖

京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~ 広げて左後袖と右後袖

京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~  薄いですが点々と黄変が見られます。

京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~  右後袖のすそに青色のシミがあります。

京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~ 右前袖はしみは見られませんでしたので袖を後に畳んで下前身頃

京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~  なんと下前身頃のすそ付近に大きな生地難があります。


京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~  上下二箇所に生地難です。

京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~  つぎは上前身頃です。紐の横あたりに黄色の点々がたくさんあります。

京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~  そして後身頃です。


京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~  全体の写真のときに言っていた濃い変色ジミです。表にまで透けています。


京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~  裏から見るとしっかり変色しています。

京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~  重ねの袖もかなり黄変が出ています。

京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~  裏側もありますね~!!

京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~  ここにも色ジミがあります。

京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~  反対の袖です。

京都の職人のひとりごと ~伝統工芸士・一級染色補正士・きもの職人ぜんきちの奮闘記~ そしてその裏側。


一通り検品したらお天気によりますが2~3日吊って虫干しをしておきます。

これが非常に重要な工程なんです。


なぜかはその2へ






最後まで読んでいただきありがとうございます!見てくれた方、ポチッ!としてくれるとありがたいですv(‐^▽^‐)v

    ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 



  にほんブログ村 その他日記ブログ 匠・職人日記へ  にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ  ペタしてね
にほんブログ村
にほんブログ村