ご満悦 | Venusの独り言 From Seattle

Venusの独り言 From Seattle

魂と思考と行動のバランスが取れ、輝くことが私の幸せ
そんな私の日々感じたことを綴っています。

この時期、日本では「今年の汚れ、今年のうちに」というフレーズをよく聞いていた。

そして、いつもと同じように時間が過ぎるだけなのに、
年内に一度、お会いしてご挨拶しておかないと。とか、今年中に伝えておかないと。など
年内に遣り残したことに慌てて取り掛かる。

日本でン十年生活すると、それが私の血となっている。

で、私の手帳には「年内に片付けることリスト」が出来上がっている。
まあ、やりたいこと。をリストアップしているだけ。
で、それを行動に移すと「2009年の達成!」のリストに書き加えることができ、
とってもご満悦!になれる。

その中の一つに
・美空ひばりの「川の流れのように」をカラオケで大声で歌う があった。

私は正直、歌は上手くない。
ただ、ひばりさんのように悠々と腹の据わった気持ちを味わいながら
ひばりさんが歌をこよなく愛されていたという感情を私も体験したかったのだ。

ずーっと勇気がなかった。

でも、誰に迷惑がかかろうか!
「歌う」か「黙るか」そして「他の歌で自分の思いを紛らわすか」だと考えた。

今年は逃げない!と自分自身に宣言している。

で、皆に気付かれないように コード番号を予約した。

「川の流れのように 美空ひばり」と画面いっぱいに 表示された時、
「誰~~~?」の呼びかけに「は~~い、私」と当たり前のようにマイクを握り、
悦に入りながら歌い切った。

いやぁ~~、こんな快感はなかった。

恥ずかしいかどうかなんて、誰が決めるものでもない! はははっ!

まあ、集まったいつものメンバーで気心が知れていたし、
皆、日本を離れてン十年の方から5年経つ私まで。
懐メロメドレーを歌っていたのでできたのかもしれない。

しっかし、こんなに気持ちの良いものだとは思わなかった。

歌は決して嫌いではない。
サントリー 「一万人の第九コンサート」には7年連続で出場している。
堂々と大声で歌うという快感を 久しぶりに味わいたかったのもある。
ひばりさんになってみたかったのもあるかもしれない。

レパートリーを増やさねば!!!と思った。

さて、次は誰のどんな歌を歌おうかな。

やってみたら簡単よ! を実感した瞬間でもあった。

みんなの反応は。。
やはり、名曲は人の心を打つ。
皆、口ずさんでいた。

素敵な仲間と共に本当に素敵な時間だった。ありがとうございました。